第4話
「只今より、学園祭最終会議を始める。」
「礼」
重々しく委員会が始まった。
なんで、こんなことしてるんだろ。まぁ、いっか。
△ = ♡ < △ = ♡ < △ = ♡
「ねぇ、あんたたち付き合ってるの?」
会も終わり、つむじさんと、他数人のテント設営係が集まっていると突っ込まれた。
「いや、ないけど。」
「うん、ないよ。」
揃って回答する。
「もう、付き合っちゃえば、あんたたち。」
「ふぇっ!」
「えぇ!」
突然、気がおかしくなったようだ。
「そしたら、噂で聞かれることもないし。別にお試しでもいいんだよ。」
「…」
「遠慮しとこう。」
つむじさんが断ってくれてよかった。あまりの驚きで声が出なかったから。
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