　この前ブッダの教えについての話を本で読んだんですよ。

　そしたら、一発目が「人生は苦である」だったんですよ。やっぱりそうだよなって思ったんですよ。

　皆さんはどう思われますか？

　そんなことないという方、楽しいよという方。とてもいい思考なのかなと思います。

　そりゃ苦ばっかりだよ。その通りだと思う方もいらっしゃるでしょう。ちなみに私は、こちら側です。

　何が苦なのか。色々な苦を背負っている人が居ることだと思います。

　本の中でブッダが子供を亡くし生き返らせて欲しいと懇願する親に対して「一人も死人が出たことのない家からケシの実をもらってくるように」と言ったのです。

　親は一軒一軒家を回ったのですが、ケシの実は皆持っていたのですが、死人を出てない家はなかったのです。

　どの家も死人が出ている家だったんです。自分だけが悲しい思いをしていると思っていたのですが、自分だけではないことに気付かされたのです。

　宗教っぽくなっちゃいましたね。

　これ読んでなるほどなって思ったんですよ。

　他の人のこととか物事のこととか、知らないから自分だけ「なんで？」と思ってしまうんだって。

　私自身、統合失調症で職を失ったけど、望めばまだ働けるくらいの症状なんです。

　もっと辛い症状で働けない方とかいるのに自分はまだいいじゃないかと思ったんです。どん底なんかじゃないって。

　知るって大事です！

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