45話 遺跡巡り


 俺とムラサキとカレンミルの3人はム-ムのダンジョンで地底神と出会い、俺と創


造神との経緯の様な話を聞いて、今後の方針が決まった精霊島に行く事にしたので、


アイリナ-ルが良ければ同行して案内してもらいながら行こうかと思って居るが、


もう直ぐ10月に成る精霊島は北にあり冬は寒いらしく、特に北のエルフが住む地域は


非常に寒く一般人が行くのは4月か5月頃に行くと徐々に暖かく成り、丁度いいそうで


俺もそうする事にしたがそれまでにアイリナ-ルのレベルをもっと上げて置きたいと


思って居る。


 俺はアイリナ-ルに来春に精霊島に行く事を告げて、アイリナ-ルについて来るか


残るかどうすると聞くと、「行きたいがユキもまだ小さいし私が居ないと心配だしと


悩んだが今回は行かない」と言った、貴方が一度行くと次には転移で行ける様に成


るので其処まで待つ事にしたそうだ、俺は分かった今回は単独でいって転移ポイント


を作り、次に行くときには一緒に行こうと言って置いた、それと全員で俺のダンジョ


ンの沸き部屋でレベルを上げて置く様に言っておいた、次の日に俺はギルドに来てい


たこの世界に有る5カ所の遺跡に現在は一般人が入れるのかを調べる為に来ていた、


受付で遺跡の事を聞くと冒険者ギルドではダンジョンの事は分かるが遺跡の事は分か


らないと言う返事で、受付嬢に「サブマスと面会できますか?」と聞くと、「確認し


ますので少々お待ちください」と言って、奥の部屋に入って行きそしてサブマスを


連れて出て来た、「ユキチさん久しぶりです。遺跡の事で聞きたいと伺いましたが」


とサブマスが言いながら近づいて来た、俺が「そうなんです遺跡にはまだ行って居な


い所が5カ所有るので是非行きたいと思いまして」と言うと、「分かりました私が調


べますので明日もう一度来てくれますか」と言って呉れたので、「よろしくお願い  


いたします。明日又来ます」と言ってギルドを出て来た、それからケ-キ屋に寄り


ケ-キを13個買い家に帰つて来た、買ったケーキをワイナさんに預けてフジコとムサ


シを見に行くと、二人はダンジョンの1層に居て楽しそうに戯れて居たが、何やらフ


ジコのお腹が膨らんで居る様に思ったので念話でフジコに確認すると、出来ちゃいま


した私たちが生むとホ-スと成り進化するとハイホ-スに成るそうだ、1層から戻り


しなに庭の畑を見ると綺麗に整理されていた、聞くとヨトナさんがやって居るそうで


大変ありがたかった、その夜からはスカ-レットとマリエとアイリナ-ルとムラサキ


とカレンミルの順番に夜伽をする事になり5日働くと2日休みの週5日制になった、こ


れは俺が家に居る時だけ適用されるシステムだそうだ、次の日ギルドに来ていてサブ


マスと面会していた、そして調べて呉れた結果を聞くと「ソーサナ-ル共和国は遺跡


を開放したそうで、結局何も出てこなかったそうだイマラ王国も解放済みで結論から


言うと、現在は遺跡に関して全て開放されているそうだが何も出てこなかったと言う


話だ」とサブマスが調べた結果を話して呉れた、「分かりました有難うございます」


とお礼を言って「この調査費用は幾らに成りますか?」と言うと、サブマスは「無料


ですよ何時もあれだけの魔石を納入してもらい、こちらも偶にサ-ビスしたいなと


思って居た所だったので渡りに船だった」と笑って居た、俺は「ありがとうござい


ます」とお礼を言ってギルドを出て来た、そしてケ-キを買いに来ていた13個買


って帰りヨトナさんが居たので渡して、リビングに行くと皆はケーキはと言う顔をし


たが俺は知らん顔をして置いた、その日の夜はカレンミルさんの番だったので1回し


た後にヨトナさんの事を相談した、彼女の幸せの為に地元に良い人とかは居なかった


のか聞くと、許嫁が居たそうで今は如何して居るか分からないがと言う話で、俺がそ


の許嫁を探して連れて来ても良いか聞くと、カレンミルは良いと言ってヨトナの事は


気にして居たそうだ、その許嫁の名前がカマルさんと言いカレンミルの家の下働きだ


ったそうだ、俺はそれを聞いてイマラ王国の遺跡に行く序でにヤゴルに行きカマルさ


んを探す事にした、それから2回して寝たが最初に行く遺跡が決まった、イマラ王国


のカナンの遺跡に最初に行く事に成った、俺はイマラ王国のカナン遺跡に行くと言っ


てムサシとムラサキを連れて転移した、王都ホーリントの近くに来たので馬車で2日


程の距離を行くとカナンに着いた、早速遺跡に向かい中に入ると今まではほぼ地中に


埋まって居たのか、壁が汚れて居たが立派な石材を使い組み立てられていたが、所々


に魔法が使われていて繋ぎ合わせて居た、これは俺で無いと分からない程の痕跡が薄


くなって居たので、長い年月が経って居ると考えるのに十分な遺跡だった、サーチで


確認すると地下の大きな部屋の隣にもう一つ部屋が有るが、廊下が無くて如何やって


移動して居たのか分からないが、俺がムラサキに言うとユキチ様如何しますかと言う


ので、ムラサキにここで待っててもらい一人で転移する事にした、その部屋に転移し


た所大きさは10畳程の空間でベッドが2つあり、ここの遺跡の下働きの部屋の様で棚


にも何も無くベッドもボロボロに成って居た、他が無いかとサ-チを強化して見たが


他は何も無かった、俺とムラサキは遺跡を出てムサシと共にカナンを離れた、次の目


的地ヤゴルに向かったのは15時位で途中に馬車を止め、マップで見るとヤゴルまでは


350kmほど有るのでヤゴルの近くまで転移して見る事にした、そして来たのがヤゴ


ルまで50km程の所で広場があり其処を1泊の場所に決めた、次の日ヤゴルのギルド


で聞き込みをするが良い情報が無く、子爵邸の近くまで行き子爵家の御用商人だと


思う呉服屋に寄り、ムラサキの服を買う積りで行き良いのが有ったので買い俺が子


爵家にも綺麗なお嬢さんが居ると聞いたが居るかいと聞くと、その店員は首を振りお


嬢様はお亡くなりに成りましてもう直ぐ1年に成りますと言った、そうかいそれは知


らなかったと言うとあまり大ぴらにして居ないしと小声に成って来た、そうかい俺は


その付き人のヨトナさんだったかをちょっと知って居たのでな、その子はどうなった


と聞くとその日共に亡くなりましたと言った、じゃその許嫁はカマルとか言う名のと


言うとその方はまだおられますが、何分許嫁が亡くなったので落ち込んで居ますがと


言った、そうかいそれは可哀そうにな俺が元気付けたいが会えないしなと言うと、会


えますよ此方から用事があると言うと来ると思いますがと店主が言うので、じゃ呼ん


で貰おうかと言うと分かりましたカマルさんは子爵家の中でも人が良くて我々にも


愛想よくしてくれる人で、悲しんで居るのは可哀想で可哀想でと言って使いを出し


て呉れた、それから1時間ほどしたら1人の青年が店に入って来たので店主が俺達を紹


介して呉れた、カマルさんですか俺はユキチと言う冒険者をして居ますが、去年の今


頃に女性を助けまして今遠くに居ますがカマルさんの知り合いの人だと思うのですが


会って貰え無いですか、と言って今晩詳しく話したいので冒険者ギルドの食堂で待つ


て居るので来てください、この事は絶体他の人には言わないでくださいと言って別


れてから店主も話を聞いて居たのでその助けた女性とはと聞いて来たが、その女性が


大怪我をしていてその時の事も忘れてしまった様で、1年たってカルマさんの名前を


思い出してそれがそのカマルさんの許嫁だとは分からないが、カマルさんに会えば許


嫁だったら思い出すかもと思いここ迄来たのですが、店主にだから暫くカマルさんも


留守をするかも知れないし遠いからここは首に成るだろうと思うので、黙って置いて


ほしのですが良いですかと言って金貨1枚を握らせた、分かりました黙りますと言っ


たその日の夜にギルドで出会い真相を話すとカマルさんは連れて行ってくれと言っ


て来た、一旦子爵家に帰り荷物を持って来ると言うのでポーチを渡して置いた、そし


てその夜に子爵家の近くでカマルさんを乗せて一路カラナイの王都迄走る事に成った


が、途中2回ほど転移を繰り返したがカマルさんは気付かなく家に着いた、ムサシ


を外してやるとフジコの所に飛んで行った、カマルさんを連れてリビングに行くと


丁度朝食の準備中でヨトナさんも居た、そこえカマルさんを連れて行くとヨトナさん


が立ち尽くしカマルとっ呼んだ、カマルさんはヨトナさんに抱き着き喜びを表したが


其処にカレンミルが来たので固まった、カマルさんはカレンミルを見てお嬢様ご無事


でと言ったがカレンミルはカマルに俺を紹介した私の旦那様よと・・・。







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