第2話

いやいやなんでやねん。

え?いやいやいやいや、

ダメだ、いやいやbotになってしまう。


一旦落ち着こう、目の前には困惑した私、隣には悪役令嬢、そして取り巻きその1の名前で呼ばれている私なう。よし。


う〜〜ん!何もよしじゃない!!


「え、わ、なぜわたくしが目の前にいるんですの??」


う〜んこちらも聞きたい!

ん??その喋り方、なんか聞き覚えがあるぞ

某取り巻きその1さんもそんな感じの喋り方だったような……


待てよ、まさか某取りm(以下省略)と入れ替わってたりする??


いや〜〜そんなまさか〜頭も打ったし変な夢でも見てるのかな!うん!早く目覚めないかな〜


「なんで、どうしてわたくしが小娘の顔になってますの?!」


んーーーー???目の前の私(?)が余計なことを言い出したぞ。まさか本当に入れ替わってるってこと?!


「貴女たち! サラもミリアムさんも2人とも変よ?

それはそうと、サラ!ミリアムさんを突き飛ばしたのは貴方なんだからぼーっとしてないで救護室に連れて行って看病なさい!」


えーー??突き飛ばされたのはミリアムなんですけど……怒られたァ

やだぁ、悪役令嬢怖い、


ひとまず、状況把握のためにも、「え??なんでですの?」botになっている私(多分中に取りmが入っているであろう)を引きずって救護室に向かう。


なーーーんでこんなことになっちゃったんだろう



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