土鍋ごはん
朝食を食べるようになって、ある思いが沸き立ってきました。
「自分でご飯作れたらカッコイイのではなかろうか」
今まで自炊の"じ"の字も触れてこなかった自分が何を思ったか挑戦しようと思い立ちました。
メディアミックス展開されている「衛○さんちの今日のご飯」に触発されたので早速土鍋を注文しました。
スイッチひとつで炊ける炊飯器も有難いのですが、土鍋で炊いた白米があまりにも美味しそうだったので作ってみる事に。
ふむふむ、最初は中火でそれから弱火にして水分が飛んだら十分ほど蒸らす。
イケそうな気がするっ!
なんだ意外とやれるのでは無いかと思った過去の自分をハリセンで叩きたいです。
――数十分後
水分が多かったのか、米はお粥状態。
お焦げを作りたかったので最後に強火にしたら縁の方は土鍋と一体化。
泣きながら食べました。
更に追い打ちをかけるように、新品の土鍋を購入したら「目止め」という工程を挟んだ方が良いと書かれておりました。いわゆるコーティングですね。
それも知らずにウッキウキで使ってしまいこのザマです。
いかに料理を作ってくれていた母君が偉大だったかを痛感します。
「母様美味しいご飯をいつもありがとうございます。お酒は程々にね」
そんな言葉が漏れた土鍋ご飯スタートウィークでした。
とある作者の備忘録 トン之助 @Tonnosuke
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。とある作者の備忘録の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます