第22話
あの判明した時も、ずっと泣いていた。
・・・確かに信じてくれないのも階段から落とすのもやり過ぎだった。
でも・・・本気で反省してるのは・・・流石に分かっている。
俺達は兄妹だし、これからも関わらないといけないし、特に俺なんて妹のせいだけど、妹に頼らないと行かないし・・・許してあげても良いのかも知れない。
「優君!!」
桜さんがやって来る。
「・・・っ」
「・・・取り込み中だった?」
「大丈夫だよ。桜さん」
・・・でも今は、久しぶりの優しさを感じているかも知れない。
まだ、許す必要はない。
今は桜さんとのんびりしたい。
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