仲間のために

Taku

第1話

ある朝、目が覚めると、そこは地球ではなく、火星だった、

周りは四方八方、岩に覆われていて、あたりは寒い

太陽が一点、明かりをともしていて、あたりは明るい

とても、人間が住める場所ではない、火星、そこに僕はいた、。

西暦2025年、僕は火星に来たのだった。

火星では、あたり一面、地面、岩石で水平線まで、見えている

しかし、僕は足を進めた、何かに会うために、ところどころ穴が開いていたクレーターだった、少し進むと、何かの人影がでてきた、人型の異形のなにかだ、

それは宇宙人だった。僕たちは互いに目をみて、挨拶をした、

そして、宇宙人はピエロと名乗った。


夏の暑さがガンガン降り注いでいく8月、外は日差しで、ヒートアイランド現象が起こっている、僕はベットで寝ていた。家のクーラーで暑さをしのいでいた。とても、涼しい朝だった。僕はベットから起きて、部屋を出てリビングに行った。

そこには母がいた、「おはよう、今日はとても暑いらしいよ、熱中症に気を付けてね、」 僕は、顔を上げ、「へえー、猛暑なんだ、なんだか大変だな」と返事をした。それから、朝食をとって色々とどうでもいいことを談笑していた。「近所の友達が言っていたんだけど、よく虫の死骸が玄関前に落ちているんだって、特に、セミが腹出して、死んでいることが多いらしい。」と母は苦笑いしながら言った。

「へぇーそんなことがあるんだ、いやだね虫の死骸」と僕は言った。

「でしょ、うちの家にも虫の死骸落ちてるかも」

「せめて、死んでいてくれ、死んだふりして生きているセミとかいるから」

「それ、笑えるね、びっくりしちゃう」と

母は、皿洗いしながら、しゃべった。水道から水を出して、皿を磨いている母は、とてもきれい好きだった。僕は、「もうそろそろ、大学いくね」と母に言い、玄関を出て行った。そこには、虫の死骸はなかった。

朝から、起きるのはきついなと思いながら、まあ、今日は好きな授業だし、まあいっかと思って大学に向かって歩いているうちに、友達の萩野に会った。

「やあ、朝から一時限目の授業は大変だね。」と萩野は言った。

「そっちこそ、早いね、何の授業」と僕は萩野の横に並んでいった。

「いや、物理学の授業でさ、難しいんだよね」

「それは、大変だね、僕も苦手だな」

「そうだ今日の授業終わったら、飯でも行かない?」

僕は少し思案しながら、予定も空いているしいいかと思い

「おお、いいぜ、久しぶりにいこう。」と僕は言った。

ここ最近、出かけていない、家で本を読んでいた。たまには、飯行くのもいいなと思った。萩野とは、中学時代からの友達で、昔からよく、ゲームだったり、バスケをしたりして遊んでいた。萩野のバスケの腕前があり、一対一で対戦すると、よく僕が負けていた。萩野は、身長はそこまで高くないが、器用だった。そして、高校は別々になり、大学でたまたま同じになったのだった。学部は違くて、なかなか、校内では会わないが、今日たまたまあったのだ。ラッキーだなと思いながら授業の教室に向かった。先生の授業を聞きながら、そういえば、あの本の結末ってなんだっけと、考えていた。そして、授業が終わり、その後、奇妙なことが起こった。帰り道、木の陰の物体から光が反射して、僕は吸い寄せられるように、その物に近づいて行った。それは、ロボット型のストラップであった。「なんだ、ストラップか」と僕は、目をそらすと、地面が揺れたそして、僕は気を失った。



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