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 これで梅妻紗記の病の元凶も吹っ飛んでしまうだろう。

 如何に腕の立つ狩人さえも、彼らを捕まえることは到底できはしない。

 梅妻自ら解き放った群れは、捕食者の魔手から完璧に逃れ、電波に乗ってどこまでも自由な大空へと羽ばたいて行くのだった。

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