鳥っこ
セキレイが
鳴きながら
散歩道に舞い降りた
黒い尾羽を上下させて
道案内するかのように
アスファルトを歩く
鳥居への道すがら
いつの間にか
姿を消した
笠木にはスズメの列
口々に鳴き
挨拶する
挨拶を返して
鳥居をくぐる
鎮守の森の奥の方
カラスとカラスが
鳴き交わす
空からの番人のように
詣でる人を歓迎するかのように
私は空を見上げたあと
観音堂にお参りする
鳥っこが
絶滅しませんように
https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16818093088764286968
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