偏差値70の高校から偏差値40の大学に行った僕が思うこと。

狼男

第1話

 こんにちは。狼男です。僕は、タイトルにもあるように、そこそこの進学校から偏差値40の大学に進学しました。大学のことを悪く言うつもりは一切ありません。そこのところをご了承ください。


 こういった進路になった理由は、勉強ができなくなりましたね。これが原因ですね。自分は高校3年生のころから、漠然と国立大学は無理かなって思ってました。

 高校1年生のときは、地元の国立大学はA判定でした。いわゆる駅弁と呼ばれる大学群です。

旧帝大はD判定でした。

何の模試だったかというと、Sから始まる大手の塾です。有名な講師の方もいます。

そこから、2年生に上がって、授業に出れなくなりました。うつと吐き気と蕁麻疹といった複数の症状が現れるようになったからです。

健康な人からしたら言い訳に聞こえるかもしれませんね。いじめも受けていましたね。

高校1年生のときに、おとなしそうな異性が一人いました。物静かな人でときどき、僕に話しかけてきました。僕に話しかけてくる人は数少なかったので、貴重な話し相手でした。しかし、その子も秋学期になると学校に来なくなりました。その子もぽつんと一人でいることが多かったのです。その子の長所は絵が上手だったことです。僕は彼女ともっと話したかったのにって思ってました。それ故、残念な思い出です。

自分は高校に入りたてのとき、スクールカーストで三軍に位置づけられていました。その時の苦しさを1年目は耐えていましたが、2年目から、陽キャと呼ばれる人たちの視線とかクラスの陰キャに対する視線に耐えられなくなりました。なんだろう、すごい閉塞した感じにここは刑務所かと思いました。学校という刑務所に生徒がおし込められている。もちろん、全員がそう思ってはいないはずです。クラスで権力が強い人からしたら楽園です。

しかし、三軍やボッチ層の人からしたら人権はなく、青春を享受できないのです。自分はあまりに鬱だった時、LINEの一言メッセージに「社会不適合者」と記入したことがあります。それくらい病んでました。

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