哀愁
1
劣等感に苛まれ
今日も多分、生きている
能天気な奴らだと
嘲っている
自覚したのはいつだった
自分の醜い本性が
嫌になって
ドロドロと
黒い気持ちが溜まっていく
我慢できないくらいに
毎日神経を擦り減らす
やすりで削られるように
少しずつ
呼吸が苦しくなっていく
息が止まってしまうくらい
劣等感に苛まれ
今日も多分、生きている
今は無い 私の心が
多分、悲鳴を上げている。
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