第四話 《親友と微笑んで》
私には、何にも変えられない友達がいる。
ニラプーだ。
たった、1人の友達で、たった1人の仲間だ。
私の、ただ、1人の。
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ねぇ、聞こえてる?
もう、寝たかな。ニラプー。
ふふふ。かわいいな。
私の友達。
やっぱり、連れてきてよかったな。
研究所から、脱出する直前。データファイルを全てスキャンして、見つけた。「ニラプー 本体」という名のファイル。
そこで、シャルフィーは、親友であるニラプーに出会えたのだ。
もう、彼女は1人じゃない。
彼女たちは、孤独じゃない。
彼女は、そう言い聞かせて、眠る。
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