2024年2月4日~2月10日
2月4日日曜日
18:17
もっとクリアに、シンプルに、
間に合うだろうか。
18:53
ホームドアのない駅で電車を待っているとき、倒れ落ちたらどうなるだろうと一度はみんな考える。そういう好奇心が俺たちを動かして、そしていつか本当に死ぬ。
2月5日月曜日
20:44
案の定電車はとまった。東京の雪は汚い
20:47
下りの電車はドアから傘がはみ出したまま出発した。上りの電車は空席が目立つ。
2月6日火曜日
17:35
全然わからん。わかりそうでわからない雲を掴むような作業
2月7日水曜日
21:30
わかった気がする。的の位置は見えていないが大体の方角はわかった。進めるところまで進むだけだ!
わからなかったのは根本を理解しないからで、枝葉だけが増えた分先の方で矛盾が生じていたのだ。思い返せば全てのことが繋がっている。
23:54
俺は一つわからないと全てがわからないような気になるし、一つがわかると全てをわかった気になるんだ。
2月8日木曜日
14:07
夜中でもないのになんとなく人寂しいとき。
17:18
嫌になるのは、良くないとわかっているからだ。よくないとわかっているのは、判断できているからだ。だからそう絶望的ではない。
23:04
感受性の欠如?いや感受性の抑圧。人を気にせずに生きてきたつもりで、他人の感性に縛られている。自分の好きなものを他人が好まなかった時。自分が評価しなかったものが他人に評価されていた時。自分が正しいと思っていたことが間違っていた時。自分の価値観を変えることはしんどいから、殺すほうが早い。自分が評価するものは、かつて他人が評価していたものの集積だ。幼少のある日父親が黄色が好きだと言った。その時から俺の好きな色は黄色だ。遡れば俺には最初から自分なんてものは無い。
2月9日金曜日
18:08
不安になる時。駅の発車ベルが上りと下り同時に鳴って、おかしな音楽になっている時。
2月10日土曜日
10:53
この寂しさ
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