第3話 ボーイッシュから始めよう

「いきなりギャルになるのは抵抗があるから最初は今のまま(ボーイッシュ)からファッションモデルを始めようか」

同じ少年野球チームに所属していた4つ上の先輩の宗石彩芽ちゃんも同じく、ボーイッシュな感じの女の子であり(本当は女装ファッションモデルから始めた子で、多分私も同じかも)、いつかはCanCamかRayというファッションモデル雑誌の専属モデルに憧れを持つようになったらしい。


ギャルのメイクって言えば、特に目が大きいというイメージが高いし、取り敢えずそのスタイルのモデルになるなら高2から始めようかなという事もあると考えてた事もあった。

そして、中学を卒業する1か月前に、志望校だった就実高校の普通科の総合進学コースに合格した。

新しい制服は、3月の中学校の卒業式が終わってからの次の週に取りに行く事に成った時は嬉しさが最大だった。

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