第7話 アイドルとモデル(4月11日)

<回想>

「ファルコンズ強いなぁ」

「いつの間にか成長したっていう感じじゃな笑」

試合が終わってから、称え合う内に知らない間に友達になっていくという経験もあったらいいなというような感じがした。

莉緒ちゃんが所属していた西阿知ジャガーズのメンバーは、西阿知小学校だけでなく、中洲小学校区出身の子達もこのチームで野球を楽しんでたんじゃないかなというような気がするしね。


莉緒ちゃんは決して人を見下したりしない友達思いの子であり、めっちゃ優しい子という雰囲気がある。

私と同じようにファッションモデルかアイドルを目指すような感じだったけど、私は思い切って聴いてみる事にした。

「莉緒ちゃんはモデルとかアイドルを目指そうっていう事ってあるんじゃろ??」

「えー・・・私もそういうのに憧れを持った時期が小5の頃だったかな。アイドルはSTU48というグループに興味を持った時期があって、いつかはオーディションを受けてみようかなという感じだったけど、どちらかと言えばモデルかな。でも、めっちゃ可愛い衣装を着てみたいなと思うんよね笑」

「まぁ、焦らずにじっくり考えるのもいいよ」

「そうじゃな、もう夜の7時が来たから快速で帰ろうか笑」

倉敷と笠岡は快速は止まるので、時間は少し短めだね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る