3話 始まりの町とプレイヤー
「まずは建物の確認をするかのう」
ログアウト不可である以上、本当にこの家が住めるのかチェックしないといけないからね。これは長期戦になるぞー(棒饅頭総統並感)
「見た目は....そんなに悪くない様じゃな」
虫食いはなし...境内を荒らされた様子もないし、草もそこまで生えすぎてるわけでもないし....あとは水道は...近くにある井戸から汲めるし火もかまどっぽいやつあったからそこで魔法使って何とかできる...そもそも腹減る要素あるかわからないんだけどね。さて、室内はどうなってるのかな?
「中はどうじゃろうか...ふむふむ...基本的な生活用品は揃っておるな、これも運営が用意したのじゃろうか」だとしたらありがたい。詫び石はよ
「このゲームはガチャの要素は有ったのじゃろうか?」
うーん無さそう。このゲーム作ってる会社ガチャ要素嫌いだって聞いたことあるし
なにうおりファンタジー世界に現実的なガチャはちょっとなぁ。課金戦争になってしまう可能性あるし。ガチャは悪い文〇だって誰かさんに怒られてしまうかもしれないからね!
「のじゃ?何か地下に行けそうな扉があるのぉ」
中身は.....本でいっぱいの書斎!
「ほう...地下に書斎もあるのじゃな....」
これはいい物件だなぁ
あまりここに止まるよりも、もうちょっと探索に行ったほうがいいかな
「そろそろ、移動するかのぅ...麓の近くに見えた町に遊びに行くのがいいかもしれないのじゃ」
それを観察する1人の陰にまだ妖狐の少女は気付いていない....
「あれが....ネットで話題になってた自立思考型AI搭載のNPCか....」
「いいね...」
端末を取り出し、ネットの超巨大掲示板に情報を流す男。
少女はまだ気づいていない...
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