第2話 目が覚めると… どんな間違え方してるんですか!?

私は目が覚めるとしらない天井があった。

そして先程のことを思い出して

「はっ!?ここは、さっきのは現実?それとも夢?」と、混乱。


その時、社長が入ってきて「起きたか。先程は怖い思いをさせてすまなかった。」と謝罪した。


私は謝罪よりも「社長、は、も、もしかして吸血鬼なのでしょうか?そして先程の女性はどうなったのですか…?」と殺される覚悟で聞いた。


「あぁ。そうだ。だがあまり口外しないでほしい。あの女性は私の幼なじみで血を昔から分けてもらっている。貧血になっているだけだ。怖がらせてほんとうに申し訳ない」と、頭を下げた。


私は吸血鬼がこの世界にいることにびっくりしてまだ理解が追いつかなかった。


そして社長が「お前が助けた猫も手当をしといた。もう元気になって隣の部屋で歩き回っているよ。 何か飲み物を出そう」といって部屋を出た。


『よかった。猫ちゃんは無事なのね』と心の中で安堵したとともに、『ほんとに吸血鬼がいることに驚いた。』


飲み物を持って社長が入ってきた。

「入るぞ。そこのカフェにさっきはいたんだろう。ならコーヒーはのめるか?」と聞かれ

私は、「はっ、はい。大丈夫です。」

と緊張気味に答えた。


そこで私達はコーヒーを飲むと


〝「ブッ、ブフォ」〟と2人同時に吐いた。


「何これっ、変な味がする」と思わず声にだしてしまうほどまずかった。

(なんか濃かった。)


私がそういった途端、社長が青ざめて、「コーヒーと麺つゆを間違えたみたいだ」と本気で焦って謝罪していた。


最初は ポカン…としていたが、

『どうやったら、そんなの間違えるんですよ』といつのまにか私は思わず1人で突っ込んでいた。笑


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