第176話【抜けていた】俺は悪くないぞ……たぶん
俺は仮に誰と戦っていようが、自ら相手のところを見ることは無い。
これが武器的な意味だとすると戦況も見づに定期的にミサイルを発射し、軍隊を送り込む人ということになる。
かなりやべえヤツ。そうとしか言いようがない。
そうは言っても時々相手の状況が気になりは、する。
屍になられても困るので。
なんの終結もする予定のない俺たちの戦いは……戦っていたつもりはないが……恐らく平行線を辿っていて、停戦することもないだろうと思う。
そうなってくると、俺は相手の状況を確認しないので定期的にミサイルのボタンを押し続けることになるわけで。
「続行と言っていたしな……」
呟きは紫外線によって破壊される。サングラスをしないとダメだぞ、諸君。
一応躊躇うこともあるがミサイルのスイッチを押す、俺。
そもそもだ。
宣戦布告してきたのはあっちなのに、どういう状況なんだ?
謎の注意喚起文はなんの効力も発さなかった。つまり不発弾。
せっかくエッセイのあらすじ欄にも書いたというのに。
そうこうしているうちに……これを更新したら24万文字を越えますね。まだミサイル打ちますか?
相手が元気はないという情報も聞くが、ひらき直っている様子も見受けられるらしい。
つまり「他人のパンツを破ってパッチワークされても、公開した以上はそうなることも仕方ない」と解釈できるようなことを言っている為。その上、誰のパンツだろうが見境なく切り取って持ち帰ると来たもんだ。タチが悪い。
「逃すな、逃げ場をなくせ」という声も聞こえてくるが。
パンツを作ること自体を止めたいわけではない。他人のパンツ盗むのは止めろと言いたいわけなので、複雑なところだ。
だから初めから二次作品でいいじゃないのと思うんだよ。それ純正パンツじゃないんだから。
他人のパンツの一部を勝手に持ち帰ってパッチワークして、誰かにそのパンツを褒められたとしても絶対に満足なんてしないよ?
世の中にはチート系の物語が溢れている。でもゲームをする時に無敵だったらきっとおもしろくはないと思うんだ。
人は簡単にクリアできないからのめり込んでいくんじゃないの?
まあ、何を言っても無駄なんだろうけど。
俺の声は届くことは無いから。
大人しく爆撃が終わるのを待つの?
終わることなんてないよ。だって終わらせたがってない人がたくさんいるんだから。道はいつだって目の前にあって、それを選択することは簡単。
避けていても何も解決はしない。
それでいいの?
いいならいいけどさ。
*パンツ……作品
*パッチワーク……繋ぎ合わせる
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