第54話 時間がなくて本題に入れなかったので

 このエッセイを読んでくださっている人達にはあまり関係ないかもしれないけど、読まれないとモチベーションが保てなくなるのは恐らく『目標』がないからだと思うんだよね。きっちりとした目標やゴールがないと漠然とし過ぎて満足できないと思うのよ。


 目標を立てるとする。

 それは100%なのか、それとも一定値なのか。

 

 100%というのは、お気に入り数に対してのPVのこと。

 仮に入れてくれた人が読んでくれていなかったとしても数値で考えた時、パーセンテージは出るよね。


 例えばこのエッセイは……

 前回までの

 total pv 661

 話数53話

 なので平均12くらいかな

 お気に入り数は6

 つまり計算上は、お気に入り数に対して200%になるわけだ。

 毎ページ、目標の二倍読まれているという意味ね。


 入れてくれた人が必ず読んでくれているとは限らないけれど、数値だけで見たら読者の関心を引けるものは書けている(はず)とポジティブに考えられる。

 それに加えて、通りかがりの誰かも読んでくれている。残念ながら、その方たちを満足させることはできていないかも知れないし、お気に入りはしていなくても常連さんがいる可能性もある。

 

 例えば居酒屋で。

 無料券を配布したら、その時は来てくれる客というのがいるかもしれないということでしょ?

 もしかしたらその人はいずれ常連客になってくれるかもしれない。

 だから無料券を配布することは続けましょう。そんな感じだよね。

 それはこういうサイトでは『更新を続けよう』ということに置きかえることもできる。


 俺が思う努力っていうのは、諦めないことだと思うのよ。

 継続は力なりって言うしね。

 それに毎日見ていると愛着が湧くというデータもあるらしく、毎日更新して更新一覧に名前が載っていれば、そのうち『よく見る人だな』と興味を持たれる可能性もある。


 なので結果を急いではいけないと思う。


 じゃあ一定値とは。

 言葉選びがいまいちだったかな。

 目標値の方がいいかも。

 お気に入り100を目指す。そこに行くまでは毎日更新しようと目標を立てる。目標を立てて達成した時、初めて満足感を味わえると思うのね。

 漠然とたくさんの人に読まれたいと思っていると、ゴールが見えないので達成感がない。それだとモチベーションは保てないと思うんだ。


 まあこれはあくまでもモチベーションを保つための達成感の話だけど。

 もう一つの考え方としては、1ページ目というのは全体から考えるとたくさんPVがつくわけだよね。

 例えば1000人がお気に入りしてくれてるとする。

 けれども内100人くらいしか読んでくれてなさそう。更に後半になると30人くらいしか読んでない。こうなった時、何かが原因で付いてこなくなったと考えるよね。

 これは単純に『いつまでも本題に入らないから飽きてきた』というのもあるだろうが、時期的なものもある。


 一般的な長期休みからスタートしてしまうと、結果的に読み手は減ると思う。ある程度の文字数が休み期間に被ればその先も読んでもらえる可能性は増える。

 時間があるから読むという読み手は、時間がなければ読まないということでもある。本気で読まれたいなら、根気と根性も大切だが、構成と時期の計算も必要だと思う。もちろん、そのページに繋がれるようなルートの開拓も必要だと思うけどね。


 そんなに読まれたいと思っていなければ、別にそこまでする必要はないと思う。


 基本の認識としては『公開している以上は誰かに読まれることもある』が正しい認識なんじゃないかなと思うんだよねえ。


 またこれを店に例えるとだよ。

 オープンしている以上は客が来ることもある。

 けれどもそれは客が来るという保証ではない。

 だからみんな努力すると思うけれど、頑張るためには目標を立てる方がモチベーションを保ちやすいよという話。


 とは言え、読んでくれている人たちの中で、読まれないから続きを書かないという人は見たことがないので、何の役にも立たない話なんだけどねw

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