裏切りの王族の血を引く私達でも幸せになってみせます！

第1話 日本へ逃げよう

私、ローラと、双子の兄ルークは王族だけが魔法を使える国の裏切りの王族の血を引いている。この魔法は使ってはいけないし国民に話してもいけない。

裏切った次の代から逃げきれていたのに、とうとう裏切りの王族の血をひいているのが私達だとバレて、殺そうと王族の手下が私達を探している。

この国にはいられなくなったため日本という国へ逃げることにした。

でも日本という国では黒髪・黒目というのがほとんどらしく、私達のような金髪に水色の目はおかしい。「どうしよう」と兄と悩んでいた時、亡き両親がくれた指輪を思い出した。

「もし、私達が裏切りの王族だとバレて国外に逃げるとなったら、この指輪に願いなさい。必ず何とかなるわ」

そう言っていたので、ねがった

「私達を日本人だと怪しまれないようにしてください。」と。

するの髪や瞳が黒色になり、別人のようになった。

そこからが大変だった。

私達は魔法が使える。そしてそれは世界を壊すほどの魔法量がある。

私が氷 兄が炎の魔法を使える。でも日本でもバレてはいけないのでまた魔力を封じこむことにした。

名前も、日本ではローラを楼蘭（ろうら）と漢字にして、ルークを琉空という名前にした。

そして日本に来て、初めて学校というところに通えて私達は初めて友達を作ることができた。ずっと隠れて過ごしていたのですごく嬉しかった。兄も昔より笑うようになっていた。