厨二病の何がわるい!
マヨご飯
第1話厨二病が舞い降りた!
「僕はどこにでもいる普通の学生.....ではない!」
「そう、俺は神だ!!」
「雷起きてるの?」
こいつは、俺の幼馴染で名前は春夏冬美亜、いつも俺にちょっかいを出してくる。
「なんだ、朝からうるさいな」
「あんたの方がうるさいわよ、こっちまで聞こえてくるのよ!」
「それに、あんたがいつも遅刻するから起こしてあげてるんでしょ。」
「早くしないと遅刻するわよ!」
「わかってるよ!」
「母さん、行ってくる。」
「雷、弁当忘れてるわよ!」
「ありがとよ!」
「行ってきます!」
「いってらっしゃい!」
「雷遅いわよ!」
「すまん、行くぞ!」
「よお、お二人さん今日もラブラブですな!」
こいつは、友達の本名光正、中学に入ってから知り合った友達だ。
「うるさいわよ、こんな厨二病となんてごめんよ!」
「うるさい奴とはなんだ、こちとら神だぞ!」
「雷はいつも通りだね!」
「早く成長してほしいわよ、本当に!」
俺たちはいつも通り登校していた、そこに......特に誰も現れなかった。
「学校遠すぎるよ。」
「美亜は本当に体力ないな!」
「光正は元気だね!」
「それが、取り柄ですから!」
「おい、2年生になって初日から遅刻するつもりか早く行くぞ!」
「わかってるよ!」
「お前ら、前向け、今日は転校生を紹介する」
「外国から来ました、メアリと言います。」
「今日からよろしくお願いします。」
俺は心の中でこう思ったこれから始まる恋の予感。
俺の席は窓側、さあ先生さんよ、勝負だ。
「じゃあ、メアリの席は、真ん中の空いてる席に座れ。」
「はい、わかりました!」
「分からないことがあったら、委員長に聞いてくれ。」
「わかりました!」
「よろしくお願いします!」
「よろしく」
「委員長の三井山春樹だ分からないことがあったらなんでも聞いてくれよ!」
恋の予感など全然しなかった。
まあ俺の席の隣は光正だし前の席は美亜そりゃそうだな。
「なあ、雷、美亜、転校生めっちゃ可愛くね!」
「すごく可愛いわね!」
「そうだな、どこに住んでたんだろうな?」
「静かにしろ、始業式が始まるから体育館に行くぞ」
そして、始業式が始まった、校長がまさかの30分も話をして寝ている人が続出していたが、なんとか乗り切り無事始業式も終わりを迎えた。
「今年から2年生になって、6月には宿泊研修、7月には文化祭、10月には体育大会行事がたくさんあるがふざけないで行くぞ。」
「今日はこれまでだ気をつけて帰るんだぞ。」
「メアリさん、初めまして私は春夏冬美亜です。
気軽に美亜と呼んでください!」
「わかりました!美亜さん!」
「そしてそちらのお二人は?」
「俺は、本名光正!光正って呼んでくれよ!」
「光正さんですね!よろしくお願いします!」
「我が名は神よろしく!」
「か...み...?」
「雷、メアリさんが戸惑ってるじゃない!」
「ごめんね、メアリさん、彼は伏瑞雷、頭がおかしいからあんまり関わんない方がいいわよ!」
「誰が頭のおかしい人だよ、俺は事実を言っただけだよ!」
「これだから、厨二病は。」
「みなさんこれからよろしくお願いします!」
「一緒に帰るか?」
「せっかくのお誘いありがたいのですが、春樹さんに学校の案内をしてもらう約束をして...」
「そうなのか、わかった、また今度帰ろ!」
「ありがとうございます!」
「みなさんさようなら!」
「また明日!」
「メアリさん、また明日!」
「また明日!」
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