第22話 瀕死のキュッリッキ

「うわあああああ!! なんじゃあこりゃあああ」


 開口一番、ヴァルトは仰け反りながら怪物を見上げて叫んだ。怖いというより、素手で触るのも嫌なほどの醜悪な姿にさすがに一歩退く。

 ルーファスの念話の誘導により、散っていた仲間たちが次々と到着した。


「おい……嘘だろ」


 ザカリーはキュッリッキを見おろしながら、上ずった声を漏らした。

 傷は深いなんてレベルをはるかに超えている。痛々しいなんてものじゃない。パッと見ただけで即死レベル級なのだ。こんな状態でよく生きていたと思えるくらいに。

 小さな身体を自らの血だまりの中に浸しながら、顔は蒼白となり生気の欠片もない。


(オレの……)


 愕然とするザカリーの肩を、ギャリーは沈痛な面持ちで叩く。


「落ち込むのは後にしろ。まずは、アレを殺るぜ」

「……ああ」


 ザカリーは爪が食い込むほど拳を握り締めた。



* * *


 突如増えた小さな獲物たち。先ほど手にかけた獲物とは違い、遊び甲斐のありそうな獲物がきたと怪物は喜んだ。

 血と肉の味は、胃袋から湧き上がってくる食欲を満たしてくれるだろうか。

 怪物は醜悪な顔を喜びでほころばせた。



* * *



「気持ち悪いな、これ」


 漆黒の大鎌スルーズを構えながらタルコットは顔をしかめた。あんな醜悪な姿をずっと見ていたら夢に出てきそうだ。


「よーし、俺様は決めた! 触るのキモイから、武器組のてめーらに任す!!」

「だったら退いてろ! 邪魔っ」


 魔剣シラーを背から取り出したギャリーが、ヴァルトを肩で跳ね除けるように押しだし構える。


「ハーマン、俺の拳に強化魔法をかけてくれ。あんな雑魚、一撃で殴り殺してやろう」


 ガエルは拳を構えて気を充実させる。ハーマンは無言で頷くと、小さな掌をかざした。その様子を見て、ヴァルトのこめかみがヒクッと引き攣る。


(あんなキショいモン触りたくねーが、コイツらに邪険にされるのも気に入らねー。かといって俺様の拳で殴れば、脂ギッシュなあの赤黒い肌に触ることになる。脂でベトベトになりそーだしなー。しかしクマ野郎に目の前でかっこつけられるのも腹が立つー!)


 腕を組んで迷い唸るヴァルトをよそに、ザカリーの放った魔弾が怪物の両前脚に撃ち込まれた。いきなり受けた攻撃に、怪物は奇声を発しながら均衡を失って前のめりに膝を折る。

 魔弾は前脚の肉の中で爆発したため、傷口から血が勢いよく噴き出し、前脚が奇妙な形に膨らみ歪んだ。対人間用の威力で作られている魔弾のため、怪物の肉を吹き飛ばすには威力が弱かったようだ。


「ケッ。頑丈だなおい」


 ザカリーは忌々しげに唾を吐き捨てた。

 それを合図にしたように、タルコットとギャリーが同時に飛び込み、大鎌と大剣が振り下ろされる。

 しかし2人の一閃は、切り裂くどころか怪物の肉厚な巨躯に防がれ、筋肉に刀身が食い込み抜けなくなってしまった。


「ちょっ、ヤメテカッコ悪すぎー!!」

「食い込みすぎだろ!!」


 ギャリーとタルコットは武器を怪物の身体に食われたまま、宙ぶらりんになって喚いた。怪物は痛みのため身体を激しく揺する。振り落とされまいと、2人はしっかり武器の柄を握り締めた。

 怪物の唸り声が、低く大きく広場に鳴り響いた。


「おめーらダッセー!」


 2人の無様を指差し、ヴァルトは腹を抱えてゲラゲラ大笑いした。


「笑ってねーで、助けやがれ!」


 振り回されながらも、ギャリーはドスの効いた声を出してヴァルトを怒鳴りつけた。

 自分でもコレは格好悪いと思っているから、つい顔が赤らんでしまう。


「よし、いいよガエル」


 強化魔法をかけ終わり、ハーマンは下がる。


「いくぞ」


 低く呟きガエルは腰を落とすと、床を蹴って飛び上がり、怪物の脳天に渾身の一撃を叩き込んだ。

 ずしりとした重たい衝撃が、怪物の全身を貫く。頭部が深くめり込み、その反動で眼球が飛び出しかかった。目からは血が弾け、怪物は耳障りな悲鳴をあげて唾液を撒き散らした。後脚も力を失い、腹ばいのような格好になって床に沈む。

 筋肉の拘束がほどけ、ギャリーとタルコットは武器と共に投げ出されるようにして解放された。そこへすかさずザカリーの魔弾が連射で額に撃ち込まれ、貫通せず魔弾は怪物の頭内で炸裂した。

 爆発の衝撃は頭皮に守られたのか、突き抜けずにボコボコと頭部に瘤をいくつも作った。それでもまだ、怪物は生きている。


「ゴキブリみたいな生命力だなあ」


 ヴァルトは心底感心したようだった。

 目や耳、鼻の穴や口から血を噴出しながらも、怪物はくぐもった声で唸りながらなんとか起き上がろうとしている。


「あんな化け物は相手にしたことがないから、力の加減がよく判らんな…」


 さがったガエルは、怪物を殴った感触の残る拳を見つめる。やたらと頭皮と筋肉の壁が厚かった。普通の人間が食らっていたら、間違いなく頭部は破裂する威力である。一撃で粉砕できなかったことに、僅かながらプライドを傷つけられていた。

 そんなガエルの様子を見て、ヴァルトは「ふん」と鼻を鳴らした。いつもなら茶化したり馬鹿にするが、ガエルの渾身の一撃で沈まなかったということは、ヴァルト自身でも難しいと判っているからだ。

 敵対心は燃やしていても、ガエルの実力は認めているヴァルトなのだ。


「剣も拳も通りにくいなら、あんなの燃やしちゃったほうがいいね!」


 脳筋組みの戦いを黙って見ていたハーマンは、待ってましたとばかりに魔具の本を開く。


「火花と火炎を撒き散らし

 猛り狂いて焼き尽くさん」


 赤赤とした炎の塊がハーマンの頭上で膨らみながら、大きな丸い炎に形成されていく。

 その赤い光に気づいて、振り向いたシビルが「げっ」と表情を引きつらせる。


「一時的に結界張ります!!」

「エルプティオ・ヘリオス!」


 詠唱が完了すると、巨大な炎の塊はスッと怪物のもとへ飛んでいき、怪物の体内に吸い込まれていった。

 突然体内に高熱が発生して、怪物は絶叫をあげる。

 その様子を確認して、ハーマンは小さな指をパチリと鳴らした。すると怪物の身体がデコボコと歪みだし、全身から火を噴きながら大爆発した。

 爆発の勢いで吹き飛ばされた血肉が、ビチャビチャリと広場に四散する。辺りには焦げた肉の不愉快な臭いが漂う。

 キュッリッキの周囲はシビルが防御結界を張っていたので無事だったが、脳筋組はモロにかぶって大騒ぎになった。

 殴るのを嫌がったヴァルトは、内蔵のような一部を頭からかぶって、文句も出ないほどゲンナリと肩を落としていた。殴らなくてもこれでは意味がない。


「他に、魔法はなかったのか、ハーマン…」


 恨めしさを乗せたギャリーの呟きが、ひっそりとハーマンの背筋を撫でる。


「いやあ……汚いから、火で燃やしちゃえ~って思ってつい……」


 えへへっと可愛く笑い、自分だけは防御結界で無事だったハーマンは、尻尾を丸めてそそくさとキュッリッキのもとへ逃げていった。




 瀕死のキュッリッキのほうは、ランドン、シビル、カーティスの回復魔法で、かろうじて命をつないでいる状況だった。一刻も早く医者の手に委ねる為に、この場から動かせるくらいにはしておかなければならなかった。

 回復作業を手伝おうとマーゴットも意気揚々として加わろうとしたが、カーティスにぴしゃりと止められた。

 かすり傷を治す程度なら構わなかったが、魔法の扱いが下手なマーゴットが手を出せば、かえって危険な状態になる。自らが下手だということを認めないマーゴットは、ぶちぶちと不平を垂れたが皆取り合わなかった。それどころじゃないからだ。


「そろそろ動かせそうかい?」


 ルーファスに問われて、ランドンが小さく頷く。


「僕とシビルで魔法をかけ続けるから、ルーファスは超能力サイでキューリを運んで。慎重にね。抱き上げてグラグラ動かすと、怪我にかかる負担が大きくなって危ないから」

「判った。よし、いくぞ」


 ルーファスは両手をキュッリッキにかざす。

 横たわる姿勢を固定したイメージを頭に浮かべ、キュッリッキの身体をそっと浮かせた。しかし血をたっぷり吸った衣服が、ねっとりと床に張り付いて抵抗があり、ルーファスは一旦動きを止めた。


「すまん、誰か床に張り付いちまってるキューリちゃんの髪の毛と服を、そっと剥がしてくれないか?」


 傍らにいたメルヴィンが、床から少し浮いたキュッリッキの身体の下を見る。そして粘りを帯びた血の糸を引いている髪と服を床からそっと剥がした。


「いいですよ、ルーファスさん」

「ありっ」


 今度は抵抗なくキュッリッキの身体は、仰向いたまま浮き上がる。


「神殿を出よう」


 キュッリッキを浮かせて歩くルーファスを妨げないように、ハーマンは魔法で明かりを出して先導する。その後ろからランドンとシビルが回復魔法をかけ続け、残りのメンバーがぞろぞろ続いた。


「怪物はアイツ1匹ってわけじゃないだろうから、警戒を怠るなよ」


 神経を研ぎ澄ませながら、ギャリーは戦闘組みを促す。


「判りました、ギャリーさん」


 メルヴィンは頷きながら、力ないキュッリッキの手を痛ましく見つめた。


(リッキーさん……。大の男でもあんな怪我を負ったら即死してもおかしくない。駆けつけたのが早かったから、なんとか命を取り留めているけど。もし遅れていたらどうなっていたことか…)


 励ますために握ったキュッリッキの冷たくなっていた手。細っそりと小さく、脆くて儚い。凍っているかのように冷たいその手は、メルヴィンの不安をザワザワと掻き立てていた。

 医療〈才能〉スキルも魔法も超能力サイも持っていない自分では、キュッリッキを前にして何もできなかった。役に立てていない自分が、激しく憤ろしい。今もこうして後ろを歩いて、心配することだけしかできない。

 歯がゆく思いながらも、みんなが無事遺跡から出られるようメルヴィンは警戒を強めて集中した。




 神殿の方からガヤガヤと足音がして、神殿の外で待機していたファニーとハドリーは俯かせていた顔を上げた。

 横たえた姿勢の状態で浮かんだキュッリッキを先頭に、ルーファスらライオン傭兵団が現れた。そしてキュッリッキを見たファニーは一瞬で顔を蒼白にすると、震える手で両頬を覆った。


「リッキー……」


 死んでいるのかと錯覚するくらい、キュッリッキの姿は惨すぎた。意識を失っている顔はぐったりと蒼白で、明らかに血が足りないのがわかる。陽の光の下では煌くように輝く金髪も、血を吸ってごわつき無残に変色していた。

 力なく宙に置かれた手があまりにも現実を突きつけていて、ファニーの心に冷たいものを浴びせかけてきた。ついさっきまで、笑い合いながらお喋りをしていたのに。

 やがて姿を現したザカリーを見つけると、ファニーは弾かれたようにバッと飛びつくように食ってかかる。


「ちょっとアンタ! これ一体どういうことなのよっ! なんでリッキーが」

「よせ、ファニー!」


 ハドリーが慌ててファニーを羽交い締めにする。


「リッキーを傷つけるようなことを言ったんでしょ! じゃなきゃ、警戒心の強いあの子が危ないところへ飛び込んだりしないわよ!」


 ザカリーは目に見えて落ち込んだまま、何も言葉を発せないでいた。


「すまん、ねーちゃん、説教はあとにしてくれや」


 やんわりとギャリーが仲裁に入り、ハドリーは頷いて、なおも食いかかろうとするファニーを必死に宥めた。


「死なせたら、許さないんだからっ」


 心境はハドリーも同じだったが、先にファニーが爆発してしまったため、抑える役に回るしかなかった。

 キュッリッキの様子も深刻だったが、一緒に出てきたライオン傭兵団も血まみれの者が多くて驚いた。しかしそれは何かの返り血だったようで、酷い怪我人が他にいなくて少し安堵する。重い空気を漂わせる彼らに、中で何があったのかを詰問する雰囲気ではなかった。


「キューリさん……。これは一体」


 唯一外で待機していたブルニタルは、キュッリッキの姿に目を見張る。眼鏡の奥の目が彷徨うように揺れ動いた。


「詳しい説明は後でします。まずはどこかの町へ運ばないと…」


 カーティスの呟きに、ブルニタルは持っていた地図を取り出し慌てて開く。

 その様子を遠巻きに見ていたシ・アティウスがブルニタルに近寄り、開かれた地図の一点をそっと指さした。


「この近くにイソラという町がある。小さい町だが、そこに行けば医者がいるだろう。治療もだが、一刻も早い輸血が必要そうだな」


 カーティスは頷く。


「よし、そこへ運ぼう」


 ルーファスも地図を覗き込む。麓からさほど遠くない位置にあるようだ。


「マリオン、ベルトルド卿に連絡をいれるので繋いでください。皆は移動を開始してください。神殿の中で怪物に出くわしたので、万が一ほかにもいたら危険ですから全員で山を降りましょう」

「怪物…」


 シ・アティウスは興味深そうに、小さく口の中で呟いた。


「……ソレル王国兵に、再び占拠されたりしないだろうか」


 研究者の一人が不満げに声を上げるが、それにはシ・アティウスが静かに窘めた。


「君がここで一人、寝ずの番でもするかね?」

「いえ…、すみません」

「マーゴットとハーマンは道中の灯りを。ギャリーたちは護衛を。ではいきましょう」


 魔法で作り出された灯りを頼りに、全員町へと向かい始めた。




「さてマリオン、よろしくお願いしますよ…」


 簾のように垂れ下がる前髪の奥の顔が、露骨に嫌そうに歪む。ただでさえキュッリッキの状態が油断を許さないというこの状況に加え、このことをベルトルドに報告せねばならないことが、カーティスの心を更に重苦しくしていた。


「うぃー…」


 報告しないわけにはいかない。それが判っているだけに、中継するマリオンもゲンナリと肩を落とした。

 やがて、ベルトルドの声が2人の頭内に鳴り響く。


(やっと連絡を寄越したか)

(……遅くなって申し訳ありません)


 念話でのやり取りとはいえ、カーティスはついその場で土下座したくなるほど恐縮した。猛烈にイライラしていることが、露骨に伝わってくる。


(寝ずにおとなしく待ってやっていたんだ、詳しく説明しろ)

(はい…)


 カーティスは大きなため息をつく。その横でマリオンも疲れたように顔を弛緩させていた。

 灯りを見失わない程度に皆から距離をおいて、後ろからついて歩く。ルーファスの歩調に皆合わせているので、多少ゆっくりだった。

 報告も兼ねてこれまでの経緯を判る範囲で丁寧に説明すると、ベルトルドは絶句したように黙り込んだ。

 頭の中に残るキュッリッキの悲惨な状態を、映像として伝えたからだ。


(風前の灯状態なんです。一刻も早く医者に見せないと)

(……アルカネットと医者を、すぐに向かわせる)


 ようやく絞り出すように言って、ベルトルドは再度町の名前を確認した。


(イソラという町です)

(判った。すぐに向かわせるが、それでも時間がかかる。何としてでも命を繋げ。俺もすぐに飛んでいきたいが、雑用が何件か残っていて、すぐには動けないのでな)

(全力を尽くします)

(頼んだぞ)


 報告が済んで、カーティスは肩で息をついた。

 もっと何か嫌味を言われるかと思っていたが、キュッリッキの様子に嫌味も吹き飛んだらしい。


「あのおっさんが、随分と慌ててたねえ~」


 2人の念話を中継していたマリオンにも、会話の内容は聴こえていた。いつもなら、小言、嫌味、説教の三拍子セットは当たり前なのだが、さすがにその気は失せてしまっていたようだ。


「歩く傲岸不遜が絶句するなんて初めてですよ。顔が見られなかったのが残念です」

「あはは。まぁ、キューリちゃんのこと、すんごぉ~っく気に入ってるようだからあ」


 一旦区切って、マリオンは肩をひそめ、声のトーンを落とす。


「万が一死なせるようなことにでもなったら、アタシら全員、その場で処刑されるね…」

「100%保証できますよ…」


 暗澹たる気持ちに包まれ、マリオンとカーティスは揃って項垂れた。



* * *



「俺はまた失うのか? 俺の知らないところで、俺の居ぬところで…」


 ベルトルドは指の先が白くなるほど、デスクに強く手を押し付けた。秀麗な顔は強張り、額に冷や汗が浮かぶ。

 何度も繰り返すように脳裏に浮かぶ”とある記憶”とキュッリッキの瀕死の姿に、昏倒しそうなほど眩暈を感じた。


「あんな思いをまた味わえと言うのか? 冗談じゃない…冗談じゃないぞ!」


 打ち消すように激しくかぶりを振る。


「アルカネット! アルカネット!!」


 ベルトルドは荒々しくドアを開けて部屋を出ると、廊下で怒号のような大声をあげてアルカネットを呼んだ。

 数分ほどして、裸にバスローブを着ただけのアルカネットが、髪から水滴を零しながら現れた。入浴中だったようだ。


「なんですか、こんな夜半に大声を出して。夜勤の使用人たちが驚いてしまいますよ」


 呆れ顔で文句を垂れるアルカネットの腕を掴み強引に自分に引き寄せ、先ほどカーティスから見せられたキュッリッキの様子を念話で伝える。


「…なんて…ことに」


 一瞬でアルカネットの顔が青ざめる。


「呆けるのは後にしろ。お前は支度してすぐ大病院へ行き、ヴィヒトリともうひとり外科医を連れて、ソレル王国のイソラという町へ向かえ」


 青ざめた顔はそのままに、アルカネットはゆっくりと頷く。まだ動揺から身体の震えが止まらないのだ。


「もう軍服は届いているな?」

「ええ、受け取っていますよ」

「俺は今から総帥本部へ行って軍を動かす。ブルーベル将軍にはもう連絡はつけた。雑用云々ですぐにイソラへは行けないから、あちらのことはお前に任せたぞ」

「判りました」


 アルカネットは会釈もそこそこに、急ぎ足で自室へ戻っていった。その後ろ姿を見送って、ベルトルドは声を荒らげた。


「下僕はいるか!? 着替えを手伝え、出かけるぞ!!」

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