【歴】一蓮托生~蓮華の下で結ばれて~
【自主企画:カクコン10に向けて参考になる作品】
■20■カクコン9参加
【歴】一蓮托生~蓮華の下で結ばれて~
https://kakuyomu.jp/works/16817330663745590547
⭐️97
フォロー70
フォロー(最初の30)読0作10⇒読1作19⇒読2作28
カクコン9に合わせて12/1に公開された作品。作品ジャンルは「歴史」で、「作家フォロー」が多い。
流行りのジャンルでなければ、「作家フォロー」が多くなる傾向にあるのは仕方がない。
ただ「作家フォロー」といっても、「書く・読む両方」と「書くメイン」の作家に分かれる。「書く・読む両方」の作家さんが多い印象を受ける。
そして今回の自主企画では、参加20番目の作品を先に取り上げたかといえば、「作品タイトル」と「キャッチコピー」が好きだから!
【キャッチコピー】
戦争で愛する家族を失ったわたしたちが、もう一度幸せをつかむまでの物語。
【作品タイトル】
一蓮托生~蓮華の下で結ばれて~
作品が表示された時に、上にはキャッチコピーが来る。まずキャッチコピーで「幸せをつかむ」ことを示唆する。
そして、下に来る作品タイトルの「一蓮托生」。物事の善し悪しに関わらず運命や行動をともにするということで、戦後が舞台の厳しい世界観と、そこに生きる人たちの強さや覚悟を表している。
そして、副題の「~蓮華の下で結ばれて~」。少し死を予感させるが、キャッチコピーはハッピーエンドを示唆している。だから「蓮華」とは、何か別のものを表している。
キャッチコピーと作品タイトル+副題だけで、これ程想像させる作品は、カクヨム作品の中でも少ない。
読み専の方が瞬間的に作品を判断してフォローすることが多いとすれば、これはじっくりと作品を楽しむ「読む・書く両方」の作家向けといえる。
カクコン終盤で、流行りものに読み疲れたら、この作品はどうでしょうか? オススメしたい作品の一つです。
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