【異】ブックワームは書架に潜る

【自主企画:フォロー50以上、読み専率50%以下作品】


■04■カクコン9

【異】ブックワームは書架に潜る

https://kakuyomu.jp/works/16817330664718060701

⭐️115

フォロー101

フォロー(最初の30)読1作9⇒読1作19⇒読1作29



 カクコン9に合わせて、2023/12/1に公開された作品。フォローの伸び方は、圧倒的に「作家フォロー」が多い。よくあるファンタジー作品とは、少し世界観が違う。


 作品タイトルの「ブックワーム」=「冒険者」、「書架」=「ダンジョン」と考えれば分かりやすい。そして、マジックアイテムを「ブック」と呼んでいる。


 読み専の方は「作品タイトル」だけで、気になったものをまとめてフォローされている方が多いと思われる。(千作品以上のフォローや、1日で何十とフォローされている方も多い)

 そう考えると、この作品はタイトルで物語の内容が伝わらない。読んでみれば、もっと読み専フォローが多くても良いと思うが、それがこの作品の損しているポイントだと思う。


 あらすじにこそ、ダンジョン「書架」と書かれているが、他には何の説明もない。ブックワームは、「本好き」とするのか、もしかしたら「ワームの一種」と思われるかもしれない。

 それに、この世界の規模感が分からない。テンプレ設定なら、ダンジョンには魔王、滅びの危機、富や名声と想像がつきやすい。


 しかし、この作品ではダンジョンに潜って本を手に入れる目的が伝わらない。本を手にすることで、何が変わるのか。本はこの世界で、どれだけの力を象徴するものなのか? 作品タイトルやあらすじ部を変るだけでも、フォロー率は大きく変わると思う。

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