私が小説を書き始めたきっかけと今後の目標

三奈木イヴ

2年前の私から今の私へ

私が小説を書き始めたきっかけ。

此方では始めまして。pixivやハーメルンで私を知ってくださった方々は、私の拙い作品を読んでくださり本当にありがとうございます。

今回、カクヨムでの初投稿となりますが、エッセイってこんな感じ?という確認も兼ねまして、私が小説を書き、作家を目指す事になった経緯やきっかけを書いていこうと思います。

まず始めに。私が小説を書こうとなったのは、私が高校3年生の時の夏、key作品として知られる、Summer Pockets REFLECTION BLUEをプレイした事です。実のところ、サマポケ自体はダウンロードしてたものの、中々モチベーションが上がらず、放置していましたが、何があったのか、今でも不明ですが、ふとサマポケをプレイしようという気持ちが起こりました。そうして、プレイしていくうちに、様々な物語に感動し、最後のルートを攻略し終わったあと、終わってしまったという虚無感に襲われました。サマポケという物語は、夏休みを描いた物語なのですが、実はその時、現実でも8月が終わる手前でした。8月31日。私にとって、ここが運命の日になりました。サマポケに登場するヒロインである、紬・ヴェンダースのお誕生日です。その日の私は、旧Twitter上で、彼女の誕生日を祝いました。そうすると、沢山のいいねが来ました。特にいいね稼ぎとかそういう意図は無く、ただ推しになった少女の誕生日を祝いたかっただけだったんです。でも、いいねが沢山きたというのが初めてでしたので、その時いいねしてくれた方々の中から、サマポケ民の方々をフォローしました。その時フォローした方達は今でも交流がある方も居ます。その時、フォローさせていただいたお方の一人である、T氏のアカウントの固定ツイートに貼られていたのが、私が小説を書くに至った最初のきっかけである、蒼アフターでした。T氏の蒼アフターを読み、その後同じくT氏の書かれたもう一つの物語(二次創作)、Summer Pockets2を読ませていただきました。その時はまだ、凄いとかfoooo‼︎‼︎といった感情がありました。そして数週間後、学校から戻った私はふと考えました。紬アフターはあるのか?と。当時のプレイから今でも私を構成する概念でもある、女神、紬・ヴェンダースの物語は無いのか?と。そう考えた私は、すぐに紬アフターで検索をかけました。すると、一番上に出てきたのが、私が小説を書く2つ目のきっかけである、S・A氏の、君と紡ぐ唄をはじめとした、紬アフターシリーズでした。私はすぐさまその物語を読み始めました。長い時を重ねる物語でしたが、あまりの面白さに引き込まれ、数時間で読み終えてしまいました。それを機に私は、小説を書いてみたい。自分の物語を紡いでみたいと思いました。しかし、当時そのような経験が0であった私は、自分に才能なんて無い…どうせ良い物語なんて書けない。等と自分で可能性の道を閉じていました。それからしばらくは、普通に生活してました。そして、運命の日。10月27日 私は、当時FFであったA氏のpixivへの初投稿であるリトバスの短編をきっかけに、最後のトリガーを弾きました。短くても良いんだ。とりあえず書いてみよう。そんな訳で、私の処女作?である、雨の日の灯台が生まれました。その時はまだpixivに投稿する勇気が無かったので、Twitter上にメモアプリで書いたものを掲載しました。が、3日後の30日にpixivへ初の小説を投稿しました。その時は、口調も微妙で文字数もとても少ないssでしたが、当時は初めて投稿したという喜びがありました。その後、TwitterでT氏の毎日ssをリスペクトし、私も同じように毎日を心がけ学校を卒業するまでの期間ss毎日投稿をやったり、今では、過去2番目の失敗と言える百合などを執筆しました。

そうして、卒業後。また成長に至った小説、なんとなく頭に浮かんだ紬ルートのラスト付近を紡いでみました。それをTwitterへ投稿した際の反応で、私は、初の長編に手を出しました。しかし、それは失敗に終わりました。2話を書き、3話で1ヶ月。そこまでは今と一緒なのですが、4話の内容が思いつかなくなり、先の展開ばかりが出てきました。3話時点で私は職業は伏せますが就職し、時間も余裕もらありませんでしたと言い訳を綴らせてもらいます。道が逸れましたが、4話を書き終えたのは、4ヶ月後にあたる8月の31日 彼女の誕生日に物語の続きを投稿しました。その後は、何度か書いたり、考えたりでしたが、出ませんでした。そして、私のモチベーションはどんどん落ちていきました。まだ小説家の夢を考える前でしたが、当時はもうこれで終わりなのかなと、筆を置こうか悩みました。今思えば、初心者である私が、プロット等作成せずに挑んだのは無謀ではなかったのかと思っております。プロット大事。

最後に投稿した8月31日から半年、2月の終盤、私はまた頭の中である物語が浮かびました。それは、空門蒼ルートの可能性の物語です。今思えば、S氏の羽藍最新作を読んだのがきっかけだったと思います。半年ぶりに起こったそれを私は紡ぎました。初めて書く暗い、辛い、悲しい物語。それはとても楽しいものでした。出来上がったそれは、pixivに投稿した、蒼でございます。それを皮切りに、私の創作意欲は復活しました。しかし光の物語は、暫く出ませんでした。どれもこれも…暗かったり、鬱だったり。でも、僕はそんな作品が大好きでした。共依存のSymbiose、VA社傘下であった某社の伝説の鬱ゲーを参考にした幻影など4作品ほど新たなサマポケssが生まれました。その後、私は光を取り戻したいという一心から、シャングリラ・フロンティアの二次創作を書き始めました。

かなり逸れてしまいましたが、私が小説家を目指すようになったきっかけをお話しします。

私は、去年の夏…仕事の昇任の為の試験の錬成を行っていました。しかし元々メンタルが弱く脆い私は、面接練習で上がる為の理由や、上がってやりたい事と聞かれても、一切出て来ず。何度も考えていたら、軽く鬱のような症状が出始めていました。今思えば、鬱では無いにしろ、ストレスで限界の状態で、寝坊の件を錬成の担当上司に咎められ、嫌味を言われ、上司は意図せずとも、私の心はあっさりと折れました。追い詰められました。そして、辞退を決心するまでの1週間。たった1週間ではありましたが、私にとってはとても長く感じた1週間でした。

もう嫌だ。ここを辞めたい。もしも小説家になれたら辞められるんじゃ無いか?こんな感情に自分は支配されていました。

きっかけというのは、どのような事がきっかけになるのかはわかりません。結果試験を辞退して、退職の相談をした上で、上に小説家の件を伝えてみましたが、駄目でした。それを否定されている訳ではありませんでしたが、とりあえず続けようという感じでした。今思えば、あまり心に余裕が無かった上に小説家以外でやりたい事なんて、中学から無かったので、私は承諾してしまいました。後悔してます。終盤が、私のただの愚痴になってしまいましたが、これが私が小説を書き始め、そして小説家になろうと考えたきっかけです。

きっかけはどうであれ、今の私は、6.7年ぶりに自分の夢を持つ事ができました。小説を書く事は楽しいし、読んでもらえたというシルシがあるととても嬉しくなります。


これをきっかけにまだ書いたことのない人、かつては書いていて筆を置かれた人。もう一度筆を取ってみませんでしょうか? 


同士の方が増える事を楽しみにしてます。


デビューもしてないど素人の作家志望ではありますが、こんなエッセイを読んでいただきありがとうございました。 三奈木

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私が小説を書き始めたきっかけと今後の目標 三奈木イヴ @tumugyu

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