第2話 「学園」
「ふぅ、なんとかまにあったー」
まさか道が混んでて馬車が進めなくなるなんて思わなかった…。まぁ、間に合ったからいいとしようかな。
「さて、私の靴箱は…」
って。靴箱がとても多い.。私の靴箱はどこ?。そう探しているその時。
「ようこそ!!アストリア学園へ!!あなたが転校生ね。今日からよろしくね!」
だ...誰?
「こらこら、お前がまくしたてるから、転校生が混乱してるだろ。驚かして悪かったな転校生」
「は…はい」
「あぁ、自己紹介がまだだったな。俺の名前は『アオイ』こっちは『ハルカ』。まぁ、よろしくな」
そう言ったのは、眼鏡をかけていて大人しい雰囲気の男子だった。
そして、ハルカと紹介された女子は、アオイに対して活発な雰囲気だ。
「実はね、私達先生から今日来る転校生の案内を頼まれたんだ。だから迎えに来たってわけ。まだ靴箱あたりにいるかなーって思ってきてみたら大当たり!」
なるほど、どうして話しかけてきたのが分かった。いきなり話しかけられてとてもびっくりしたけど。でも、ありがたいな。転校してきたばっかりだから不安だったけど二人がいたらとても安心できる。
「これからよろしくね!あなたの名前は?」
「リア…です」
「うん、よろしくね!それで、もしかしてまだ靴箱見つかってない感じ?」
「はい…」
「まぁ、確かにここは靴箱多いからな。よし、一緒に探すか。三人で探せばすぐ見つかるだろ。あと、敬語はなくていいよ。同級生だし」
数分後。私は無事靴を履き替えることができた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます