「手取り14万の子ども部屋おじ」から始める、新NISA戦略

第11話 「プロが本業以外で稼ぐなバイアス」をなんとかしたい

　最近は、芸人さんでも副業でどえらい稼いでいたりする。

「プロが本業以外で稼ぐ」

　ことが目立ってきた。

　プロ作家だって、大学や専門学校の講師だったり、社長だったりする。

　ただ、その考えに、

「プロ意識が低い！」

　なんていう人が増えたのも事実。

「プロは本業以外で稼ぐなバイアス」ってやつ。

　オレの周りでも

「不純！　芸人は芸事のみで食べるべきだ。でなければ純粋性が死ぬ」

　という人がいる。

　ただ、オレが思うに、

「芸事の純粋性なんて、誰が決めるねん？」

　と思うのだ。

「金は金やないか」と思えないのか？　と。

　オレも実際、投資をやっている。

　まあ、稼ぎなんて微々たるもんだ。

　理想である

「『カネ』というバイトくんが月収くらい勝手に稼いでくれる」

　フェーズにはまだまだである。

　これは、悪なのか？

　オレは、

「作家は書籍化が正義」

　と言われたことはあるが、

「プロは本業の稼ぎのみで、評価されるべき」

　とまでは、言われたことはない。

　だから、「プロは本業以外で稼ぐなバイアス」に関わったことはない。

　でも、思われてるかも知れない。

　オレにとって投資は、あくまでも

「自分がやりたいことをするための保険」　

　でしかない。

　好きなことをしている間は、どうしても稼ぎが減ってしまう。

　それを補う手段として、投資は使っていいと考えている。

　なので、どんどん投資活動をすればいい。

　ほったらかし投資なら、本業に専念できる。

　投資の知識は増えないかも知れない。が、まったくやらないよりは身につく。

　なので、血眼になって

「書籍でないと利益とは言えない！」

　とか考えなくていいのでは？