第10話 Q:アセットアロケーション? ポートフォリオではなく?

 アセットアロケーション:自身が運用している「資産」配分のこと

 現金、株式、債券、不動産、金など、大まかな振り分け。



 ポートフォリオ:「金融商品銘柄」の配分のこと

 株式といっても、「セクター」といって、エネルギー銘柄のほかに、金融、衣料品、医療、日用品など、焼酒が別れている。

 その業種配分の割合を、ポートフォリオという。


 だからSBI証券でいうポートフォリオというのは、厳密には

「アセットアロケーション」

 の意味で使っている。



 資産家の家で例を出すと……


 アセットアロケーション

 現金:20%

 株式:30%

 債券:20%

 その他:不動産、金など


 ポートフォリオ


 現金

 保有株式業種:エネルギー30%、金融15%、衣料品20%、日用品10%、その他

 債券:国内、海外

 不動産:自宅の一軒家、マンション、山、レンタル駐車場、会社

 自家用車

 金


 桃鉄の出石駅だと、ポートフォリオはこんな感じ


 出石白磁工房 商業

 皿そば屋 食品

 露店トマト屋 食品

 卵かけごはん屋 食品


 食品産業が、全体の75%をしめている。

 

 大雑把に資産をまとめたのが、アセットアロケーション。

 現金と株式と債券その他の比重が、どちらかに寄りすぎていると、あまりよくないという。

 暴落のときに総資産が半値になったら、株を買いすぎている。 

 逆に、暴落時は債券や現金を多く持っておけば、クッションにできる。

 相場が上がっているのに儲けが少ないなら、債券または現金の比重が高すぎる。


 ポートフォリオは、銘柄が偏りすぎているときに見直せばいい。 


 景気敏感株:景気に左右されやすい銘柄

 半導体、化学、非鉄、電気、輸送用機器、銀行、不動産、鉄鋼、機械、精密、商社、証券など


 大和工業:鉄鋼

 本田技研工業:輸送用機器

 住友化学:化学


 ディフェンシブ株:景気に左右されにくい銘柄

 生活必需品である食品や医薬品、社会インフラである電力・ガス、鉄道、通信などの企業


 日本企業で言うと、


 ヤクルト

 カゴメ

 日清食品

 塩野義製薬

 KDDI

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