第2話


 クルシャクはボレワス王国の首都であり、プレンゲール王国に比べずっと北方に位置する都市である。だから冬場の気温は本国とは比べ物にならないくらい過酷で、斯く言うイツキも、少し前まで身を刺すような風に耐えながら最前線で戦っていた。


 だが今は違う。ボレワスの首都たるクルシャクを占領したあと、ボレワスは組織だった反攻作戦を展開できなくなり、決戦兵器でもある勇者を投入せずとも戦略目標を達成できるという参謀本部からの発表があった。そのため今は、占拠したクルシャク王宮の一室を借り暖炉の炎で暖まりながら、ボレワス侵攻作戦についての作戦報告書を一人寂しく執筆している。


 イツキたち勇者部隊は歴史が浅い。というか、イツキたちが第一世代だ。そのため参謀本部は勇者部隊の有用性を理解しながらも確実な運用方法を確立できておらず、後発の勇者部隊を効率的に動かすドクトリンを完成させるため、作戦に従事した者に報告書を提出するよう義務付けている。


 正直なところ、イツキは人に読ませるための文章を書くのは苦手だった。何回も「お前の文章はいろんな前提をすっ飛ばして書かれているから読みにくい」とお叱りを受けている。だから最近は、同じ勇者で文才の有る友人に手伝ってもらいながら書いていた。


 だが今回彼はいない。「東方国境にて不穏な動き有り」とのことで東の勇者部隊に引き抜かれてしまった。ほぼ安定化した北方で戦力を腐らせておくことほど愚かなことはないのでこの判断は当然と言えるが、今のイツキには恨めしい判断だった。


 ただでさえ身の入らない作業に加え暖炉が伝えてくるぬくもりも相まって、強大な睡魔に屈しかけていたところ、扉をノックする音が耳に飛び込む。


 慌てて居住まいを正して神妙な面持ちを作り、低い声で「入れ」と言うと、プレンゲール王国陸軍における准士官の階級章つけた男が入ってきた。




「失礼いたしますイツキ大尉!アンゲラー中将が、直ちに執務室に出頭せよ、とのことです!」


「了解した、直ちに向かおう。案内してほしい」


 


 未だに自分よりも年齢も背丈も上の人間が自分に対して敬語を使うことに居心地の悪さを感じながら、彼に続いて廊下を歩く。特殊な立場にあるイツキはなんだかんだ前線で働くことが多いため、宮殿の全貌を未だ把握しておらず、執務室の場所を知らなかった。


 数分歩いて、ひと際大きな扉の前に立つ。ノックし、扉の向こうから聞こえてくる声に従って入室すると、アンゲラー中将はゆったりと葉巻をくゆらせていた。




「面倒くさい前置きはなしにしよう、イツキ君。君は小隊に随行しクルシャク郊外のウェス村に向かい、そこに潜伏する反乱分子を皆殺しにするんだ」


「反乱分子、ということは……レジスタンスでありますか?」


「そうだ。見せしめにしたい、派手にやってくれ」


「なるほど、それは手間がかかりますね」


「勇者の力でサクサク頼むよ」 




 大抵の場合、レジスタンスは戦闘員と民間人の両方の顔を使い分ける。イツキたち王国軍を攻撃するときは戦闘員を名乗りながら、ひとたび姿を眩ませると民間人であることを叫び、軍の攻撃を回避する。


 壊滅状態のボレワス軍よりもよっぽどやりづらい相手なのだ。


 故に北方軍司令部は、抵抗運動に少しでも関与した時点で殺害の対象とすることを決定した。この関与と言うのは、レジスタンス参加者と話をした、程度でも成立する。実質的に民間人であろうと殺戮することを決定したのだ。


 現代社会であるならなんちゃら条約に抵触しそうなものだが、地球と違ってこの世界ではまだ慣習以上の、明文的な戦時国際法が作られていない。そのため、これから行われる殺戮は非難されることはあれど、罪に問われることはないのだ。




「了解いたしました。直ちに出発いたします」




 さて、仕事の時間だ。今日も効率的にやろう。








 ウェス村はそれなりに遠い。イツキ一人なら勇者の身体能力を存分に使い高速で移動することも出来たが、「小隊に随行しろ」との指示があるため、彼らに合わせて徒歩で移動することになった。


 旧市街を抜け林道を2時間ほど歩くと、目的地が見えてくる。なんの変哲もない、傾斜の強い屋根から雪国らしさを感じるのどかな村だ。




「大尉、どういう作戦をお考えですか?」


 


 到着に先立ち、ギーツェン小隊長がイツキにお伺いを立てる。一応イツキの方が階級が上なので確認をとっているが、実質的な指揮官はギーツェン小隊長のため、イツキは「任せます」とだけ言った。


 こういうとき勇者の身分は不便だな、と思う。実質的には兵器と遜色ない存在に高い階級は必要なのだろうか。




「では、いつも通りでお願いします」




 小隊長は簡潔にそう言った。ギーツェン小隊とはボレワス侵攻作戦が始まった時からの付き合いだ。彼らは勇者と言う人間兵器の使い方をよく心得ている。「いつも通り」で話が通じるくらいには、死線をともに潜り抜けた仲なのだ。


 一応のため、作戦の細部をギーツェン小隊長と詰めていると、先に出していた斥候の兵が戻ってきた。寒さ故に白い息を吐きながら彼は言う。




「ウェス村にて銃器を集積しているのを確認しました。レジスタンスの根城であることは明らかです」


「調べる手間が省けましたね。武装しているのならもう奇襲してしまいましょう」


 


 ギーツェン小隊長はそう呟くと、隊員にまもなく戦闘が始まること伝える。精鋭ぞろいの隊員たちはその言葉に呼応し、張り詰めた空気を漂わせ始めた。






 


 ウェス村は森を切り開くように作られた村のため、見晴らしが悪い。そのため、射線を確保することが難しい。イツキ自身は銃を使うことなど滅多にないが、他部隊との連携のためいつも射線のことを考えながら動くようにしていた。


 イツキが道路に積もった雪を払いのけ、小石を拾い両手で握りしめていると、作戦開始の合図が来る。


 雪の積もった畑を突っ切り、一気に村の内部へ突入。勇者の身体能力は、1秒で50m以上移動することを可能にする。村の中心に飛び込んだイツキに反応できた人間は誰一人としていなかった。


 ブレーキがてら、弾薬が格納されている箱を持った男を蹴り飛ばす。蹴り飛ばされた男は、蹴りを受けた箇所を境に轢断され、大きく血をまき散らしながら民家の壁に激突した。原型はどこにも見当たらなくなって、さながら前衛芸術のような染みを作り出す。


 村人、もといレジスタンスの大半はこの光景を見ても呆気に何が起きているのか認識すらできていなかったが、一部の者の反応は素早かった。携行しているマスケット銃を、撃つ暇すら惜しんで殴りかかってくる。しかしイツキの目からすればどうしようもなく遅い。


 イツキは小石を握りしめた両手を前に突き出し、意識をそれに傾ける。大量の血液が手の内側で溢れてくるイメージを作ると、現実でもまったく同じ事象が起こりはじめた。手の平の体積に対して圧倒的に多量の血液が無から生み出され、すぐに手の内部には収まりきらなくなって、猛烈な勢いで破裂する。


 イツキの持つ肉体を生み出す能力の応用、名付けて「血の爆風」である。やっていることは内部の爆薬に火をつけ、膨張した爆風が一帯へ破片を巻き散らかすグレネードと一緒だ。今回は、握りしめた小石が破片の代わりをしてくれる。


 その場にいた10人ほどの村人は全員、小石に肉体を引き裂かれ全身から血を噴き出した。小学生のころ読んだ「はだしのゲン」で原爆の爆風を食らった人間の描写と似ているな、とイツキは無感動に連想した。即死した人間は少ないが、全身の筋肉がズタボロの状態で戦えはしないだろう。


 


「敵襲!村の外へ逃げるんだ!」




 イツキが破裂した両手の修復に意識を向けた瞬間、誰かが叫ぶ。同時に大きく鐘がなり、異常事態であることが村全体に伝わる。




「楽になったな」




 民家から飛び出し我先にと逃げ出す村人を見て一人ごちる。建物内部より開けた土地の方が戦いやすい。


 イツキも逃げる敵を追う。最優先は戦闘能力がありそうな大人の男だが、まずは行く手を遮る母親と子供に目を付けた。見せしめなのだ。見境なくやってなんぼだ。


 子供の手を握ってもはや引きずるような勢いで逃げる母親に難なく追いつき、母親の頭に再生させたばかりの手を掛け力を入れる。母親の頭はリンゴよりも容易く潰れて、頭蓋を割る硬質的な感触を五指に伝えてきた。バキッ、と音が響いて、脳漿と血液がイツキのコートを盛大に濡らす。


 引きずっていた母親の力がなくなりつんのめる子供を、イツキはサッカーボールのように蹴り飛ばした。強烈な力でシュートされた子供だったものは、奥を走る3人をまとめて吹き飛ばす。


 しかし、いかなイツキと言えど散らばって逃げる人々を一網打尽にすることは出来ない。別の能力を持つ勇者ならば可能であるが、イツキは広範囲を攻撃する術をもっていないのだ。


 自分とは違う方向に何人か村人が逃げていくのをイツキは視認した。だが彼らは少し開けた場所に飛びだした瞬間、示し合わせたように血を吹いて倒れる。


 事前に逃亡の方向を予想し展開していたギーツェン小隊が、逃亡者を一斉射撃で処理したのだ。


 


「頼りになるねぇ」




 ヒューと、イツキは似合わない口笛を吹く。血のビームでも撃ってみようか


 勇者が最前線で大暴れし、討ち漏らしをギーツェン小隊が処理するパターン。いつも通りの展開だ。


 もう終わりだな、と楽観視して流れ作業のように逃げ遅れの老人や、家族を守ろうと抵抗する父親や残された家族をイツキはすり潰していく。そこに如何なる感慨もない。抵抗力の弱い老人は頭を握りつぶし、抵抗した父親は家族もろとも「血の爆風」で吹き飛ばす。


 人の気配がしなくなって、イツキがギーツェン小隊と合流しようと思った矢先、強烈な殺気が後方から放たれた。反射的に飛びのいたイツキだったが、右足の太ももから下が熱線魔術によって消し飛ばされる。




「油断は良くねぇって、いつまでも学ばないな俺は!」




 そう叫びながら、敵からの射線を切るために肉の壁を生み出した。艶やかにも見えるグロテスクな筋肉の群れはすぐに民家の屋根を超えるほどの大きさになり、敵からイツキの位置を見失わせる。一秒で消しとんだ足を新たに生み出すと、民家を駆け上り、屋根の上から飛び出す。同時に割れた石畳を敵へ投擲。


 敵も飛び上がるこちらを捉え熱線で焼き払おうとしていたが、一手こちらの攻撃が早く、石畳が敵の手元を狂わせ熱線はあらぬ方向へ飛んで行った。攻撃の後隙を突くために、イツキは空中で手を後ろに突き出しながら血の爆風を起こす。勢いに押され加速する肉体は、質量弾となって敵の足に命中した。爆風と衝撃で減ってしまった体を取り戻しながら捕縛する。




「その体でよく戦ったよ。が、それが限界のようだな」




 うつぶせに倒れる魔術師の男は、一番最初に小石の爆風を食らっていたようだった。上半身と頭を魔術的物理障壁によって防護したことで主要臓器は無傷のようだが、障壁形成が間に合わなかったであろう手足には小さな穴がいくつも空き、流れ出た血が小さな水溜まりを作っていた。




「おい、なんか言ったらどうだ」




 魔術師の男が何も喋らないことに業を煮やしたイツキは、髪を掴んで男の顔を引き寄せた。まじまじと顔を見ると、傷だらけで無精ひげが人相を曖昧にしているが、どこか見覚えのある顔だ。


 一度男を放した後、イツキはコートのポケットを探って赤の煙幕袋を取り出した。魔術的処置の施されたそれは、握りつぶすと煙幕を発生させる。赤は「要救護者あり」の意味だ。


 数分して、ギーツェン小隊長と衛生兵がこちらへ駆け寄ってくる。イツキは事情を説明した。




「この顔、確かボレワス軍の司令部かなんかに居ましたよね。捕虜にしましょう、何か知ってるかもしれない」




 ギーツェン小隊長も同じことを思ったようで、間髪入れずに頷く。イツキが衛生兵に止血を頼んだ時、ずっと沈黙を保っていた男が口を開いた。




「貴様ら侵略者どもに、くれてやるものは何もない!」


 


 叫ぶや否や、男の胸の中心が輝きだす。刻一刻と輝度を高めていくそれは危険の兆候。魔力を意図的に暴走させたときの怪しい輝きだ。




「まずい!」




 イツキは自身の体全体から肉の壁を作り出す。出来るだけ分厚く、出来るだけ広く。せめて、小隊長と衛生兵は守る!




「陛下バンザイ!王国に光あれ!」




 男の体はやがて光から熱へと変わる。そのエネルギーはすぐに最高潮へ達し、最後は大きな雲となって空へ消えていった。








 前が見えない。眼球が吹き飛んだらしい。そう思うと同時に落下するような感覚が来る。肉の壁へリソースを割いたため、再生を働かせる余裕がなかった両足が焦げたようで、体を支えられないのだ…


 すぐに訪れるだろう、地面に激突する衝撃に備えて体に力を籠める。だが、それがやってくる前に誰かが僕を抱きかかえた。




「大丈夫ですか!すぐに手当てを…」




 ギーツェン小隊長の声が聞こえる。衛生兵もなにやら作業をしているよう。二人が無事であったことにイツキは安堵する。




「触らないでください、汚れますよ。俺は治るから、地面に置いといてもらって大丈夫です」




 全身が吹き飛ぶような怪我は一度や二度ではない。今のように爆発に巻き込まれたことも、馬に轢かれて体がバラバラになったこともある。そのたびに再生能力はきちんと働いて、数分もすれば歩けるようなったのだ。


 だがギーツェン小隊長はその言葉を否定してイツキの体を支え続ける。




「私の命を守ってくださった英雄にそのような仕打ちが出来るわけないでしょう!大尉はもう少し、自分の行動の本質を理解すべきだ」


 


 思いがけない言葉だった。何かと一人で戦い、異常な身体能力ゆえに一般の兵士から避けられることの多かったイツキにとって、この言葉はどんな報酬よりも素晴らしいものに思えた。




 








 抑えきれないほどの吐き気がやってきて、式典の前に食べた食事が口までせり上がってくる。呑み込もうと努力したが、視界の中で飛散する血と肉体が、掌にやってくる頭をつぶした感触が、すべてふいにした。鼻に飛び込んでくる胃酸と食物の混ざりあって生まれた饐えた匂いが、さらに気分を悪化させる。




「違う…俺は殺してない、俺がやったんじゃない……」




 どれほど否定の言葉を並べても、イツキの体は記憶している。女性の頭蓋骨を握りつぶした感触、蹴り飛ばした子供の肉が裂ける音、命乞いや悲鳴、ありとあらゆる死の直感がイツキの脳にフラッシュバックする。


 しかし、地獄の光景は何度も何度も蘇ってくる。


 ボレワス侵攻作戦の折に殺した何百人もの兵士たち。南方遠征の際に現地住民に降伏を促すため、子供を浚って晒し首を作った記憶。捕らえた敵兵を拷問にかけた回数は、両手の指では数えきれない。


 そしてなによりイツキが忌避感を抱くことは、自身が率先してこれらの行動をしていたことだ。学校で委員長に立候補する様に手を上げ、誰よりも前に立って殺戮する。




「俺がこんなことするわけがない……何かの間違いだ」




 だが誰よりも心の中の自分が言っているのだ。俺の記憶だと。俺は人の尊厳を貶めることに、使命感を持って従事していたと。召喚されてから今に至るまでの2年間、俺は誰よりも模範的で優秀な王国軍人だったのだ。




「そうだ、死のう。生きてちゃいけないんだよ、俺は」




 イツキがなにより恐れていることは、自分の中に残虐性を持った人格があるということ。今はまともでいられても、いつまたこの厭うべき感情が現れてくるか。言ってしまえば、自分はいつ爆発するか分からない核爆弾。希死念慮が湧き上がったのも当然の帰結と言えよう。ちょうど腹を切るのにおあつらえ向きのナイフがあるのだ。魔術的な刻印が施されたそれは、イツキのはらわたなど簡単に切り裂いてくれる。


 足元に落ちているナイフを拾うや否や、自分の腹に突き立てた。そのままためらいなく横へ一文字に切り裂く。切り開かれた傷は、再生能力によってそのまま塞がってしまった。




「なんでっ、なんでっ!」




 何度腹を切り開いても、首を切っても頭に突き刺しても、イツキの体は自身を再生させる。イツキの血や肉は本体から離れるとやがて消滅するという特性上、どれほどひどい出血をしてもすぐに汚れは消え失せて、部屋は綺麗なままだった。自死のためのあらゆる努力はなんの痕跡も残さなかった。


 どうあがいても自分は死ねない。その絶望感に打ちひしがれながらも、思いついた最後の手段を試すためイツキは外へ向かった。




 プレンゲール王国の首都があるアスフージは港湾都市でもあり、王宮から1時間も歩けば港にたどり着く。様々な国家の船が停泊してはまた行くこの港は活気に溢れており、記憶を取り戻す前のイツキも友人と遊びに来ることがあった。


 だがこの騒がしさは現在のイツキにとっては毒以外の何物でもなかった。耳を塞いで足早に駆け抜け、街の一角で暇を持て余していた漁師から船を買い取る。


 最初漁師は商売道具を売ることを渋っていたが、陸軍大尉が今までに貯めた全財産と勲章を渡すと二つ返事で船を譲ってくれた。


 小さな船で、帆も一枚のみでしかなく推進力に欠けるが、どのみち片道切符。大した問題ではない。


 陸地が見えなくなるまで進んで、見えなくなったあともしばらく進む。飽きるまで進み続けた後、イツキは体にアンカーを括り付けて海へ飛び込んだ。


 思い出した記憶は大抵がイツキを苛んだが、いくつか役に立つ記憶もあった。そのうちの一つに、自分の体は不滅でも酸素の供給が立たれている間は意識を失い続けるというものだ。海の底に沈んでしまえば、死んだも同然。やっと償いが出来る、と気道に水が入り込んでくる苦痛に喘ぎながらもイツキは胸中で呟いた。

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