8月
『なつ』
夏に殴りつけられて
あつくて涙も出やしない
(2023/08/08)
『こえ』
君の声が聞こえて
雑踏の中を探す
散らばった音の中で
君の声だけ真っ直ぐで
どこにいても
何をしていても
どんな時でも
君の声は真っ直ぐで
いつでも
どこでも
なにをしていても
君の姿を探してしまう
(2023/08/22)
『夏の終わるころ』
昼間の大合唱は数を減らして
夜の庭で歌声が響く
麦わら帽子が飛んでいった先に
空を駆ける羊の群れがいる
明日はきっと雨
夏はゆっくり 遠ざかっていく
(2023/08/30)
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