世界観てきななにか

統合西暦2040年「パンゲア大陸」

労働者の自由と真の平等を掲げた「シクラーゼ人民共和国」との絶滅核戦争に勝利を収めてはや100年。

いまだ、パンゲア大陸各地には狂気の絶滅核戦争の爪跡は大きく、戦争が終了して200年あまり経った現在にいたるまで重放射能汚染地帯とし深い傷を残した。

そんな人類に残された数少ない生存可能エリアには「自由連邦共和国」を盟主とし「ソマリア共和国」「ラーシマル王国」「ガーダ王国」「テラード国」「シュベリナ王国」「スベリア国」「トレビュア共和国」「マラーュア連邦」から形成さた「自由経済共栄国家群」が存在していた。

そんな自由経済共栄国家群の盟主である自由連邦共栄国の国内経済は目を背けたくなるほど悲惨であり、国内産業の約78%が軍需産業により構成されており、南部の「マゼリア民族」と第137次消費戦争を開戦し経済を潤していたその時、スベリア国、シュベリナ王国、テラード国、ガーダ国の四カ国に対して自らをリーヴスラシル皇国と名乗る未確認国家が越境を開始した。

リーヴスラシル皇国軍は自由連邦共和国国防軍が想定した進軍ペースを大幅に上回っており、国防軍が防衛線を構築する前に国境防衛線を突破。

この時点では未だスベリア国、シュベリナ王国、テラード国、ガーダ国の四カ国が所有していた「国防軍」や「自衛国民義勇軍」、武装させた警察機関などを活用し各地で頑強なゲリラ戦を展開していたがその戦況は時が経つにつれ着実に悪化していった。

この事態を重く受け止めた「自由経済共栄国家群」最大勢力である「自由連邦共和国」はそうそうにスベリア国、シュベリナ王国、テラード国、ガーダ国のそれぞれ25%の領土を見捨て、各国家間をまたぐ共栄国家群、最長の川であるギャリー川後方に軍を展開、防衛陣地を構築し大河を挟む形で前線を突破してきたリーヴスラシル皇国軍との激しい防衛戦を開始した。

リーヴスラシル皇国軍は国防軍とは全く技術体系の異なったビーム兵器や未知の動力機関を搭載した人型兵器、単方向空間転移装置と言えば良いのかも分からない未知の兵器を多様し国防軍と日夜激戦を続けている。

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