君が私を忘れても

第1話 ある日の出来事

私は、幸せが簡単に崩れると思わなかった。

　お願いだから、私のことを忘れないで…

「おはよー！蓮今日は暑いね」

「まじで暑いね」

私は、この何気ない会話がとても好き。ごく普通に見えるけど私には毎日が特別に思えた。これが最後の会話になるなんて思わなかった。

プルルルルルル。

こんな時間に何の電話？何かあったのかな…

「あなたは蓮の恋人の澪さんですか？」

「はいそうですけど…」

「蓮が今交通事故に遭い緊急手術で…」私は頭が真っ白になった。

「え？、　　　分かりました今からすぐに病院に向かいます。」

　病院で私が見た蓮の姿は、とても表現ができないぐらいに酷かった。

ここまで読んでいただきありがとうございます。これから澪と蓮の運命はどうなるのか気になる方はぜひ続きを読んでくださると嬉しいです。いいねとフォローよろしくお願いします。