WEB小説で成り上がる為に〜思いつき戯言日記!
大和タケル
第1話 カクコンから見えてきた事
23年5月から執筆を始め、12月に人生初のコンテストに参加したのがカクコン9。
私は初参加という事もあり、カクコンの熱気に照らされて、創作論を書いたり、応援やレビューの通知に一喜一憂したりして、ずいぶんと楽しくすごさせて頂きました。
24年1月20日現在、10万字47話の投稿を終えた今、現代ファンタジー部門で100位前後。読者選考を通過できるか微妙なラインではありますが、後は天に任せるという事で、一旦コンテストは横に置いて、この一ヶ月余りに経験したカクコンと、ライトノベル業界という物を繋ぎ合わせて、俯瞰的に考察した事を徒然なるままに書いていこうと思います。
注意頂きたいのは、これから書く事は、ネットに流れている情報を元に私の主観で推測した事であり、事実かどうかは分からないという前提でお読み頂きたいと思います。
では、メインテーマである『WEB小説で成り上がる為にはどうすれば良いか?』について、まず最初に出てくるのが、『ライトノベル作家として食っていけるか?』という疑問です。
色々なネットの情報を繋ぎ合わせた結果、大半の作家の年収は50〜200万円。アニメ化したとしても1シーズンで終わりなら500万円。新入社員の初年給かっ!とツッコミを入れたくなります。しかも、継続の保証はありません。
まあ、薬屋のひとりごとみたいに数千万円を稼ぎ出す人も稀にいますが、ほんの一握りです。
これをプロ野球選手に例えると、薬屋さんレベルがプロの一軍選手。二軍選手が500万円クラス。マイナーリーグの選手が200万円クラスになります。
薬屋さんクラスの人数に比べて、プロ野球一軍選手のなんと多い事か!
ここで言いたい事は、作家で飯を食っていきたい人は薬屋さんクラスを狙わなければならないという事であり、中途半端な出来の小説で書籍化したとしても、マイナーリーグ止まりだという現実を理解する必要があるという事です。
但し、私みたいに趣味の延長でやっている人については、この限りではありませんが、貰える物は正当な対価として貰いたいですよね!
では、薬屋さんクラスになる為にはどうすれば良いのか?
ここから、ライトノベル業界について考える必要がでてきます。
今、ライトノベル業界は大きな過渡期を向かえており、その時流に乗れるかどうかで、稼ぎが大きく違ってくると思います。
まず、この業界で起きているのは『IP獲得戦争』です。
IPとは著作物の使用権で、これから起きる世界覇権戦争に向けて、あらゆる良作を確保し、ラインナップを充実させようと、各社が争奪戦を繰り広げています。
そして、カクコンもその一つになります。
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