第2話 鳥取県の道路事情
県庁にまで出かけるなんて初めてだな~、と思いつつ車で向かいました。
と言うか、自分が住んでいる境港市が県の西端で、県庁のある鳥取市が東の果てと、県を東西横断する事になります。
これがまた遠いんですよね。
東西を貫く『山陰道(無料)』が走るまでは国道をひたすら進む事になり、3時間近くかかっていましたが、今は9割方完成しており、2時間弱で到着できます。
鳥取は僻地も僻地で、平成元年の『
中国山地越えが結構な難所で、大阪~米子間のバスは6~7時間はかかりました。
『米子道』開通後は半分の時間で往来が可能になりましたが。
まあ、バス移動がそれで主流となり、米子~伊丹空港間の空の定期便が徐々に無くなっていくのは寂しかったですね。
とはいえ、徐々に整いつつある鳥取ですが、それでも交通の利便性が向上したのは、沿岸部だけです。
なにしろ、中国山地といえば、日本有数の過疎地帯。急速に人口が減少しています。
鳥取自体が県全体で人口減少が進み、今や総人口は53万。
しかもその大半は沿岸部にある、鳥取、倉吉、米子、境港の沿岸部4市に集中しており、山間部は本当に人がいません。
道を走らせても、使う人がいないんですよね。
それでも、『米子道』、『鳥取道』、『山陰道(完成間近)』、『北条湯原道(建設中)』と、かつてに比べては大分マシになりました。
列島改造計画、まだまだ道半ば。
まあ、僻地は後回しってことですわな。
ちなみに、軽自動車普及率は50%超えています。道路を走る車の半分以上は軽自動車というわけです。
公共交通機関が貧弱な分、小回りの利く軽自動車をみんな乗り回しているということです。
都会の感覚で言えば、ほぼ自転車感覚で軽自動車を乗ります。
一家に一台どころか、一人一台の家も珍しくありません。
自分もマイカーは軽自動車で、仕事用は軽トラですからね。
元は大阪、京都に住んでいた身としては、小さい車の多い事多い事。
ただ、渋滞が少ないのは気が楽ですね。
都会から田舎へ引っ越してきて、良かったと思う点です。
県庁に向かう道すがら、行き交う車は軽が本当に多い。
と言うか、軽トラが多い。みんな仕事で使ってますもん。
自分もそうだ。マイカーに乗らない日はあっても、軽トラに乗らない日はない。
農家にとっては、もはや体の一部です。
皆さんも、田舎暮らしを志されるのでしたら、軽トラは絶対に購入しましょう。
利便性の高さにびっくりしますよ。
自動車税も軽なんで安いですしね。
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