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    深月様も貸し傘のお話を書かれていたのですね! と嬉しくなり拝読致しました。

    交互に描かれた過去と現在に、じわじわと惹き込まれていきました。
    せつないのですが、とても優しいホラーですね。
    少女の健気さと愛らしさ(両親はその後何を思ったかな……)、越智さんの温かさ、その意思を引き継ぐ吾妻さん。
    そして少女とは対照的な今時の自由な若者も、スパイスになっていてよかったです。

    暗い雨空から、明るい青空へ。
    そんなラストが胸に残りました。
    素敵な作品をありがとうございました。


    (自分で書く時に、実際に貸し傘はあったのかなとネットで調べたのですが、現代のレンタル傘しか出てこなくて。もしご存知でしたら教えていただけると嬉しいです(><))

    作者からの返信

    木山花名美さま

    そうなのです。ホラーで書いていまして^^と言っても、元ネタは「梅ケ谷駅物語」に出てきた一登場人物なので、こちらは自作二次創作となっています(私、こういうの多くて・笑)。
    吾妻曰くチャラ男の高梨がいいスパイスになっていたようで良かったです。
    年代差を出したくて登場してもらったんです。彼がいなければ、番傘を見つけられなかったかもですしw

    それから、越智から吾妻へとのつながりに触れてくださって嬉しいです。

    雨が止んで晴れになる、そんなイメージを抱いてくださって、とても嬉しいです。優しいホラーにしたかったので。

    そして、ご質問の件ですが、
    番傘の歴史で調べた結果での話なのですが、貸し傘文化は番傘まで戻ると出てきます。確か、江戸時代の呉服屋さんが始めたんだったと思うのですが、その呉服屋さんの屋号が書かれた傘をお客さんに貸していたそうです。
    お店の宣伝にもなったみたいで。
    (ただ、今調べ直すと返さなかった人もたくさんいるようですね。現代で言う三越と大丸が貸し傘を始めたそうです)

    たくさん読んでいただき、コメントまで、本当にありがとうございました。カクヨムのコメントってレビュー並みに貴重ですよね!
    感謝です!

    編集済