第1話 理系のあの子に告白した。 side茅野柳

 とある学校の校舎裏今1名の男子高校生の一世一代の勝負が始まる。

「好きです。付き合って下さい。…僕こと茅野柳かやのりゅうは定期試験学年2位の和泉凛いずみりんに告白をするのであった。何故このような展開に初めからなっているのかを説明するのは面倒くさいから少し前を見てきてほしい。


 10分前

 人には黒歴史が確実にある。僕の黒歴史は今現在進行形で作られようとしている。今日の昼休み友人三人と一緒にババ抜きをして最下位が好きな異性に告白をする的な事を3回やって結果全敗他の人に押し付けることもできないので覚悟を決めて好きな和泉さんに告白することになった。

今は7限目の生物基礎の授業が終わり告白する為に体育館裏に行き想いの丈をぶつけるだけの状態になった。


 そして現在

「好きです。付き合って下さい。僕は和泉さんが物事を一生懸命に取り組み丁寧に作業をこなす姿に惚れました。付き合って下さい。」僕は思っていたことを素直に言った。(告白文は長いので短くまとめました。)

「私は君の事をよく知らないけどそれでもいいなら、よろしくお願いします。」和泉さんは了承してくれた。罰ゲームから始まった僕と和泉さんの恋人生活一体これからどうなるのか。


翌日教室にて

「おーい、柳ちゃん結局振られたのー?」朝から昨日の告白のことについて聞いてくるこいつは久遠永遠くおんとわ昨日の昼休みにババ抜きをした1人。友人三人の中で唯一彼女持ちという特性を持つ者。あだ名は永遠にぃ。

「なんとか付き合うことになったよ。ありがと永遠。」僕は感謝を伝えることは忘れない。こういう時はお礼を言うべ…?言わなくて良かったかも

「柳おはよう。お前結局直前で逃げた?」こいつは安芸玲あきれいこいつも友人三人の1人何故か同級生の筈だけど小学校高学年ぐらいにしか見えない身長146cmのチビ。あだ名はあっきー。「こいつ告白したぞ。玲今度はお前かだな。」永遠はそんな事を言いながらセ⚪︎ビックを渡した。「あっきーまたセノ⚪︎ック飲んでる。流石に諦めろよ。お前は万年小学生みたいな身長してるんだしショタコンのお姉さんでも捕まえろよ。まぁ私は大人な女の人だから。」そんな事言いながら来たこいつは友人三人の中で唯一の女、久地成くちなし俺を含めた四人を纏めているリーダー的な人物。あだ名は組長。大人の女の人を自称する割に全体的に小さい。身長147cm。「組長も身長150cmないのにそんな事言うな。昨日柳が告白する時動画撮ろうとして永遠に投げられてた事を柳に言うよ。」玲は僕の隣で聞こえる声で言ってるから普通に聞こえるから意味がない。「おい、あっきー柳に聞こえる声で言うんじゃねぇ。」成がブチギレてるけど気にしない気にしない。「茅野君おはよう。今日の気分はどうかしら。今日、放課後いいかしら。」和泉さんが挨拶してくれて嬉しい。恋人になったらこうやって話しかけてくれるんだ。「柳ほんとに告白したんか。友人として誇りに思うよ。」永遠はそんなこと言いながら1限目の古文の支度をしていた。「そいえば今日古文の訳お前からだぞ玲。」成がそんなこと言うと玲は慌てて「助けて〜永遠えも〜ん。」「しょうがないな〜玲太くんは〜。」そんなやりとりをしながら玲が永遠に東下りの現代訳を聞いている。そして放課後


to be continued

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