君と旅する魔法使い

@hyuhyudon

第1話 出会い

雪野「入学式終わったね!」

 こいつは雪野彩希!元気なノンデリ娘だ!

 廉「そうだな」

 こいつは佐藤廉!探究心豊かな変人だ!

 雪野「いや〜今日から私達も高校生!楽しみだね!」

 廉「まぁ高専生だけどな...どうした?」

雪野「なんかあそこ光ってない!?」

 突如道の中心が強い光に覆われた!

???「ここが地球...存外月と変わらんな」

雪野「ひ、人が出てきたぁ!どうする!?話しかける!?」

 廉「...ちょっと気になるな」

 雪野「冗談のつもりだったんだけど…さすがに関わりたくなくない?」

???「やぁ、君たちちょっといいかな」

 廉「はい、いいですよ」

雪野『応えないでよ!!』

 廉『だって...気になるだろ』

 ???「おっと、まずは自己紹介からするべきかな私は柏木紗良、月から来た魔法使いだ」

 雪野(何何!?ドッキリ!?)

 柏木「信じられんという顔だな、ほれ」

 雪野「炎出してるぅぅぅぅ!!!」

 柏木「はっはっはお前は面白いやつだな」

 廉「...で、要件はなんですか?」

 雪野「飲み込みがはやすぎるでしょ!!!」

 廉「好奇心には勝てない...」

 柏木「実は私は地球を調査しに来ているのだがお前達今日は入学式?だったらしいではないかそれについて教えてくれるか?」

 雪野(尊大な態度...話聞かれてたし…)

 廉「入学式というのは、学校への入学を許可してそれを祝う式典のことです」

 柏木「なるほどな...して、その学校とはなんだ?」

 廉「学校というのは、学生を集めて教育を継続的に与える施設のことです」

 雪野(廉ペディア...)

 柏木「なるほどな...決めた私もその学校とやらに入るとしよう」

 廉「既に入学式が終わったので今から入ることは出来ませんよ?」

 柏木「そんなこと、私には関係ない【現実を改変する魔法】よし、これで今日から私はお前達の学校の生徒だ」

 雪野「魔法万能すぎだろ!」

 柏木「して、今日からどちらかの家に住まわせてくれないか?そちらの方が文化に慣れるのも早かろう」

 雪野「え〜そんな突然住まわせろなんて無理だよ!」

 柏木「断ってもいいぞ、秘密を知ったからにはただでは帰さんがな」

 雪野「理不尽!!」

 廉「俺の家ならいいですよ民宿をやっているのでお金を払って貰えるなら」

 柏木「じゃあ決まりだな」

 雪野「え〜」

 柏木「なぜお前が嫌がるんだ?」

 廉「家がお向かいさんでちょっと前からお手伝いしてもらってるんです時給1000円で」

 柏木「それで嫌がるとは身勝手なやつだな」

 雪野「うっ」

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