第24話 思考停止

毎日、聴きたくない他人の会話や自慢話を聞かされている。


他人とのかかわりを基本的に望んでいないわたしにとって、日常はなんて過酷なんだろうと思う。


生きるって大変よね。





思考停止した人たちが好んで使う思考停止ワードが、わたしを幾度もいら立たせてくれるのはマジ勘弁してほしい。


一々一人一人に、はぁあんたばかぁ?といってまわるのも面倒だから、すでにわたしはスルースキルがぐんぐんにレベルアップしまくっている。


たぶんカンストしている。








・体にいいからやったほうがいいよ


ええと誰の体の話よ?


あなたとわたしの体は全く同じ性質を持っているって思ってるの?








・自分はこう思うな個人的にはだけど


ええといいたいコトはどの部分なの?


個人的っていっておかないと責任感じて不安で眠れないマンなの?








・最近どお


ええと?


本当にわたしとコミュニケイトするつもりある?








こういう言葉に一々違和感を感じてしまうわたしは、やはり人とコミュニケイトするのが下手なんだろうね。





コミュニケイトすべきではないのかもしれない。





発した言葉に矛盾があっても全然いいし勝手に言葉を吐き捨ててくれればいい。


ただ、思考を拒否った感じの会話はどうしても付き合う気になれない。





わたしは自分が馬鹿で駄目人間だと思っている。


ただし拘りは持ってるんだよ。


---


つづく

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