第20話 コミュニケーションに必要な労力

てきれば誰ともかかわらずに生きていたいと思っている。


そんなわたしでさえ、日常生活で最低限のコミュニケーションはとっている。


仕事をしていればたった一人きりではいられない。


たかだかなにかを買うだけでももうコミュニケイトが必要になる。


このうんざりする事実と向き合うのには時間がかかった。





でもね。





もう何度も逡巡して諦めもついたの。


最低限は必要なら、最低限だけはこなそうって。





駄目人間を自覚しているわたしの、数少ない誇れる思想。


だからおとなの皆さん、どうかわたしだけにコミュ力を強要しないでください。


多くの場合年上の異性なんだけどね。





いわずともうかがい知れ、っていう無言の圧力?


推して知るべし、っていう傲慢さ?


空気読めっていう空気?





どうしてそんな偉そうな発想持てるの。





そういうのって、面倒なコミュニケーションでも必要だから互いに労力使って成立させる系、じゃないの?


駄目人間のわたしにそんなコトいわれてる場合じゃないって、ガチで。





何度も書くけど、わたしはコミュニケイトしたくないんです。


でも最低限だけヤってるんです。


あなたも最低限だけ頑張って。


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つづく

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