第14話 想像してくれなくていいから

他人のコトを気遣って、アレコレと想像して行動する、って素晴らしいかな?


無人島で生活しているわけじゃないからそりゃ最低限は必要だと思うんだけど、わたしの感覚からすると、ほとんどの人は考えすぎじゃない?って思う。





わたしの周りの人は、他人に対する気遣いをちゃんと持っている。


立派な大人だなって思う。


そうは思うんだけど、いつでもどこでもどんな場合でもその気遣いが歓迎される、と勘違いしている人もまた多い、と思うんだ。





言葉にするのが難しい話だな。





やっぱ他人と関わるのが嫌いなわたしだから出てくる発想なのかもしれない。


そんなに考えてくれなくても、充分心地いいから。





「気を使われている」って相手に伝わっちゃうのは、あんまりいいコトじゃないと思う。


わたしは、気を使われていると感じてしまうと、そわそわして気分が落ち着かなくなる。


でも気を使わないでください、と言うコトもできないヘタレ。


だから相手は遠慮なく自由にわたしに気を使い続けるコトになる。


 お願いだからそんなにわたしの心地良さを想像しないで。





たぶんはずれてるから。


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つづく

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