第6話 蘇る過去
ガラス越しに陽光が差し込む庭園の姿を一望できた。緑豊かな庭の中では、車椅子に乗った老婆らが暖かな光を浴び、談笑を続けている。
老人ホームの日常風景に意識を奪われていた優司だったが、対面に座る老婆の一言に視線を戻す。
「ええ、よく覚えていますとも。あの人は昔から、農作業が好きでねぇ」
老婆は優しく笑いながら一人、大きく頷いた。くしゃりと顔中の皺を歪ませながら、彼女は――
その柔らかな波長にひとまずはほっとしたが、優司はまた一つ頭を下げてしまう。
「すみません。突然押しかけておいて、こんなことをお聞きしてしまって」
「いいえぇ、とんでもないですよ。あの人の話なんてもう、随分としてなかったから、私も懐かしくて」
先立った夫の話を聞かせて欲しい――改めて考えてもどこか失礼な物言いなのだが、それでも老婆が受け入れてくれたことに肩の力が抜けてしまう。
優司としては元々、ダメ元でこの老人ホームへと足を運んだのだ。老婆を前にして失礼ではあるが、改めて心中では「馬鹿げたことをしている」とにわかに思ってしまう。
老婆の表情に険はなかった。おそらく彼女としても、久しく夫の話をする相手などいなかったのかもしれない。彼女にとって優司は赤の他人で歳も孫ほどに離れているが、それでもかつての“彼”の話題を持ち出してくれたことが嬉しかったのだろう。
ゆっくり、自分自身のなかで噛みしめるかのように彼女は語り始める。
「あの人と私が出会ったのは、大学の時分――お互いに“山登り”が趣味で、本当に偶然だったんですよぉ。ハイキングのような簡単なものから、登山具一式を揃えた本格的なものまで、随分とあちらこちらに足を運びましたもの」
優司は椅子に深々と腰かけ、じっくりと彼女の言葉に耳を傾けていく。他愛ない世間話だったとしても、それらすべてがかつての“タケ爺”の全貌を知る貴重な手掛かりに思えてならなかった。
聞けば、彼はかなり古い代からこの
やがて二人は一人娘を授かり、結婚した娘の孫を抱くこともできた。聞けば聞くほどにその生涯は円満そのもので、過去を語る妻・小夜子の顔にも別段、悲痛な色は何も見えない。
相槌を打ちながら聞いていた優司も、あまりにも意外な展開に困惑してしまう。子供達が怪物として遠ざけようとしていた“タケ爺”と、目の前の老婆の語る岳道の姿は、どうにも似つかない。
肩の力が抜けつつ、優司は素直な感想を口走っていた。
「本当に仲の良いご夫婦だったみたいで。家族にも恵まれて、幸せな日々を過ごされていたんですね」
「ええ、本当にねぇ。けれど、人生ってのは本当、なにがあるか分からないもので……あんな“事故”さえなければ、あの人も幸せなまま、召されることができたかもしれないのにねぇ」
初めてそこで、老婆の表情が曇った。不穏な空気を察し、全身の肌がぞわりと脈動する中、それでも優司は彼女の奥底へと一歩を踏み込んでいく。
「事故……なにか、あったんですか?」
「ええ、ええ。あの人――岳道さん、畑の帰りに事故を起こしたんです。軽トラックの運転を誤ってねぇ」
優司が「ええっ」と驚く中、老婆は大きくうなずきながら続けてくれた。
「誰もいなかったんで、怪我人はなかったんです。神社の近くの道で、路肩に突っ込んじゃったんですよ。とはいえ、命に別状はなくてねぇ。不幸中の幸いと思ったんだけど、その時にどうやらあの人、頭を強く打っちゃったみたいで……それ以来、どうにもおかしくなっちゃったんですよねぇ」
「おかしく、ですか……それは――」
「事故の後遺症だそうで、今までみたいな受け答えができなくなってしまったんですよ。それ以来、農作業が終わってもまっすぐ帰らず、村をあれこれうろつくようになってしまって」
今までの幸せに満ちた思い出話が、一気に薄ら寒い“奇談”へと変わる。冷や汗を浮かべながら、優司は自然と机の下の両拳を握りしめていた。
「何度か病院にも入るよう説得したんだけど、聞いてくれなくてねぇ。村の人達とも、随分ともめごとを起こしちゃって。それで最後は、村の外れにある古池に落ちて、そのまま亡くなっちゃったの。本当、なんであんなことになっちゃったのか、まるで分からなくって――」
老婆は涙こそ流してはいなかったが、それでも微かにその線の細い肉体を震わせていた。手元の茶をぐいと飲み込み、熱さをもって揺らぐ心を制する。
時によって風化してしまったせいか、はたまた彼女のなかでなにか見切りが付いているが故か。とにもかくにも、小夜子はかつての夫・岳道の最期をあまりにもあっさりと優司に伝えてみせた。
優司はしばし呆けてしまったが、すぐに我に返る。慌てて、反射的に小夜子に向かって頭を下げてしまった。
「す、すみません。辛い過去を思いださせてしまって……」
「いいんですよぉ。もう随分昔のことだし、涙なんてものはもう、散々、流しつくしましたから。夫のことはもう、とうの昔に心のなかで決着させているんです。どれだけ痛々しい偶然だったとしても、それはきっと神様が決めた“運命”だったんだ、って」
運命――その一言を、優司は心の中で呟かざるにはいられなかった。
一人の老人が事故を起こし、その後遺症で正気を失った。人間として何かが欠けてしまった彼は村を徘徊し、その壊れた姿を見た村人達から忌避される。挙句、家族に看取られることすらなく、事故にあってこの世を去った。
その一連の不幸の連鎖を、“運命”なんて言葉で納得できるということが、今の優司にはまだ理解できない。優司と目の前に座る老婆では、それほどまでに歩んできた道のりの長さと、重さが違うということなのだろう。
それからも小夜子は、あれやこれやと夫・岳道について語ってくれた。彼がぼけてからも家族の前では変わらぬ笑顔を見せてくれたことや、意外にも絵を描くことにはまったことなど、彼女の中に残るせめてもの“思い出”達が言葉となって口をついて出る。
だが一方で、優司はそのどれもこれもを真剣に受け止めきることができずにいた。たった一つ、この場で明らかになった事実を前に、またも拳を握りしめてしまう。
タケ爺は――春日岳道は、死んだのだ。
その歴然たる事実に、肩の力が抜けた。そして同時に、どうしようもなく胸の奥が締め付けられてしまう。
この村で今起きている一連の事件と、かつてタケ爺と呼ばれた存在は、どうやっても紐づかない。本来ならばその事実に一安心すべきだというのに、目の前の老婆を見ているとどうにもそんな気分に浸ることができない。
どれだけ正気を失っても、どれだけ周りから忌み嫌われていても。それでもこの人にとって、春日岳道はたった一人の夫だったのだろう。
そんな思いにどうしようもなく、優司の肩が震えてしまう。なおも嬉し気にかつての“あの人”を語る小夜子の姿が、木漏れ日を浴びて暖かに輝くその笑顔が、ただただ痛々しくてならなかった。
***
老人ホームを後にした優司は自宅には帰らず、あえてまた別の方向へと足を延ばしてみた。老人ホームからぐるりと山を回り込むと、穏月村唯一の神社が見えてくる。
何を祭っているのかは定かではないが、長い石段の先には大きな鳥居と社があり、時折、地元民が参拝に来る姿を見かけるスポットだ。かくいう優司ら檜山家も、初詣には決まってこの神社を利用していた。
境内へと足を踏み入れ、周囲を一瞥する。この日は参拝客はおらず、一人の坊主が竹箒を使って落ち葉をせっせと掃除していた。優司はなおも視線を走らせ確認するが、どうにもお目当ての物を見つけ出すことができない。
“タケ爺”こと春日岳道の妻・小夜子が言うには、かつて夫が事故を起こしたのがこの穏月神社の近くだったという。彼はこの近くを軽トラックで帰る途中で運転を誤り、結果的にその後遺症から正気を失ってしまったという。
なぜこんなことが気になるのか、優司自身も良く分からない。“タケ爺”が亡くなっていたというならば、もうこれ以上、あれこれと調べる必要などないのだろう。
そう分かってはいる。だがそれでも、小夜子からかつての“彼”について聞いてしまった優司は、なんだか無性にその足取りを追いかけてみたくなったのだ。
優司は思い切って、境内を掃除していた坊主に問いかけてみる。
「あの、ちょっとお伺いしてもいいでしょうか? この神社の近くで昔、車の事故とかなかったですか。お爺さんが、軽トラックで事故を起こした、ってことらしいんですけど」
優司の一言に若い坊主は顔を上げ、すぐに首を傾げてしまう。見れば歳も優司とあまり変わらなそうで、十数年前の出来事など、到底覚えていそうにもなかった。
「事故、ですか。そうですねぇ、私は特に聞き及んではいないのですが」
「そうですか……どなたか他に、昔のことを知っている方は?」
「それでしたら、私の父が詳しいかと。少々、お待ちいただけますか」
てっきり邪険に扱われるかと思っていただけに、坊主のその柔らかな態度にほっとしてしまう。少し待っていると、妙齢の和尚が一人登場した。
優司が事情を説明すると、彼はすぐに「ああ」と頷く。唐突な申し出に驚いたようだったが、それでも友好的な態度で接してくれた。
「ええ、覚えていますとも。私も古くからこの神社に身を置いていますから、良く知っています。私の知る限り、あんな事故は後にも先にもあれ一回こっきりだったのではないでしょうかね」
「なるほど。確か、当時は“物損事故”として取り扱われたと聞いているんですが、なにか神社の物が壊れた、ってことですよね?」
「神社の物――たしかに、“アレ”はこの神社が管理していたものにはなりますかな」
どこか含みのある言い方に、優司は首を傾げてしまう。だが、和尚はぐいぐいと話を先へと進めていってしまった。
「事故自体は、この境内から少し離れた場所で起こったんですよ。駐車場にも繋がっている、山道です。もし良ければ、ご案内しましょうか?」
思いがけない一言に、やはり優司はたじろいでしまう。だが、願ってもない申し出に、素直に首を縦に振ってしまった。
和尚に連れられ、境内をひとまず後にする。駐車場まで石段を降り、脇に続く舗装されていない山道へと案内された。かなり狭い道だが、土の上にわだちが残っていることからここを通る村人は一定数いるらしい。
参拝客ならまず選ばないような野山の道に少し身構えてしまったが、しばらく歩いたところで和尚が事情を説明してくれる。
「当時は私も修行僧の身でしたが、あの事故のことはよく覚えていますよ。それこそあの日、私は偶然、境内の掃除をしていましてね。真っ先に事故に気付いたんです」
「そうだったんですね……じゃあ、当時の事故現場にも?」
「ええ、もちろん。いわゆる第一発見者というやつでしょうか。それが、他ならぬ私だったんです。物凄い音でした。顔を上げると、遠くで白煙が上がっているのが見えて、何事かと飛び出したのです」
和尚の口をついて出る様々な事実に、優司は素直に頷いてしまう。びゅうと風が駆け抜け、木々や土の香りをこれでもかと二人に浴びせてきた。
「駆けつけてみると、軽トラックが未知の脇にそれて、大木に突っ込んでいたんです。前日は雨も降っていましたから、おそらくはハンドルを切り損ねたことでスリップしたのでしょう。運転席ではご老人が気を絶していまして、こりゃあいかんと慌てて救急車を呼んだんです」
「そんなことが……随分と驚かれたでしょうに」
「ええ、本当に。ご老人は命に別状はなかったらしいのですが、その事故の後遺症が残ってしまったようで。なんとも残念なことです」
どうやら、老人ホームで小夜子から聞いた話は嘘ではないらしい。“タケ爺”こと春日岳道は確かに、この穏月神社の近くで車による事故を起こしていたのだ。つい先程、老婆から告げられた不穏な過去が、より明確な輪郭を帯びて脳裏に浮かび上がってくる。
境内から離れて歩くこと数分、二人はかつて岳道が事故を起こした現場へとたどり着く。といっても、優司の目の前に広がっているのは少し広いただの山道だ。路肩に大きな木が一本生えており、その足元には大小さまざまな石が転がっている。
「ここですよ、ここ。ちょうどあの時、この大木に向かって軽トラックが突っ込んでいたんです。木のすぐ下に、石の破片が転がっていますよね? これ、元々は小さな“祠”のようなものだったんですな」
「祠、ですか?」
「ええ。古くからここにあったもので、おそらくは神社の関係者が山の神や精霊といったものを祀るために用意したものだったんでしょう。しかし、あの時の事故で祠は跡形もなく粉々になってしまいましてね」
思わず優司は足元を見つめたが、十数年前の痕跡が今もなお残っているわけがない。よそ見運転をしていたのか、あるいはうっかりしたのか――とにもかくにも、岳道は当時、ここにあった“祠”に車ごと突っ込み、大事故を起こしてしまったのだ。
となれば、木の根元に転がっている無数の石の欠片は、当時の“祠”が砕け散った残骸なのかもしれない。
和尚はそれからも当時の状況を説明してくれたが、やがて境内での業務があるからと元来た道を戻っていってしまった。優司は礼を告げてその場に残り、周囲の状況を深々と観察する。
風が吹き抜け、周囲の草木を一斉に揺らした。青々とした植物とむせ返るような土の香りを浴びながら、優司の視線は粉々になった“祠”へと向けられる。
改めて“タケ爺”と呼ばれた存在について、思いを馳せる。彼の妻・小夜子から聞いた話と、和尚から告げられた内容はなにもかもが合致し、それがまぎれもない“真実”であることを物語っていた。
かつて一度だけ、優司も“タケ爺”と対峙したことがある。石田に無理矢理、駆り出され、夕焼けに染まる村の中で件の老人――春日岳道に向き合ったのだ。
その風貌はやはり、子供にとっては畏怖の対象でしかなかった。薄汚れた農作業着もさることながら、やはり手にした“草刈り鎌”の刃を見つめ、あらぬ想像を働かせてしまったのを覚えている。
だが一方で、思い返してみればかつて子供たちが噂していたほとんどが、ただの根も葉もない“作り話”でしかなかったのだと、理解してしまう。確かに彼は正気を失っていたことはあったが、だからといって誰彼かまわず人間を襲うことなど無かっただろうし、もしそうならもっと早く大事件が村で引き起こされていてしかるべきだ。
ましてや、子供達が噂していたように、子供を取って食べるなんていう“鬼”のような立ち振る舞いをしていたわけでもない。
“タケ爺”は確かに存在していた。
だがそれは、当時の子供たちがいたずらに“鬼”としてまつり上げた、気の毒な一人の老人でしかなかったのである。
ポケットに手を入れたまま、野風に身を震わせ、高い位置から穏月村の風景を眺めた。夕暮れ時に差し掛かった村は一面が茜色に染め上げられ、どこか幻想的な雰囲気に包まれている。
ため息をつくと、なんだか妙に肩の力が抜けた。友人の“死”から過剰に怖がっていたが、ふたを開けてみればどれもこれも良くできた“偶然”の合致でしかない。
そう思った瞬間、今までいるわけもない“鬼”の姿に怯えていた自分が、滑稽に思えてならなかった。
真琴達に告げたら、がっかりするだろうな――なにがなんでも事件を解決すると意気込んでいる彼女を思うと、少しだけ申し訳ない気もする。だがそれでも、事実は事実だ。優司としてはあくまで事実をそのまま伝え、また一から“捜査”をやり直すしかない。
一日中、色々な場所を行き来したせいで、なんだか妙に疲れている。優司はまた一つ、ため息で気持ちを切り替え、ようやく歩き出した。今日は調査を終え、おとなしく自宅でのんびりしようと決めたのである。
一歩、元来た山道を戻ろうと足を出した。だが、視線を村の風景へと向けたままの優司に、奇妙な音色が響く。
「かみなりきいたらでておいで――てんのおんかみのいうとおり」
踏み込んだスニーカーが、音を立てて止まる。優司はポケットに手を入れたまま、何気なく、まるで警戒もせずに視線を走らせた。
目の前の山道に立つ“それ”を見ても、しばらく事態が飲み込めず、目を丸くして呆けるしかない。
「いつつのよなべにわをこさえ。あやしいものみなつりましょお――」
一定のリズムで、少しかすれた声で“それ”が歌う。木の葉の隙間からふりそそぐかすかな陽光を受け、“それ”は薄暗い山道の上に立っていた。
農作業着に麦わら帽子、黒い長靴という出で立ちで。
優司の呼吸が止まる。口を少し開いたまま、瞬き一つせずに目の前に立つ“老人”を見つめた。
「おにがはいればつりましょお――あかごもおのこもつりましょお」
停止しかけていた思考が急加速する。目の前に立つ“彼”のその出で立ちと、景色を染め上げる茜色に、優司の中に眠っていたかつての記憶がふつふつと蘇ってきた。
場所も、時代もまるで違う。だが以前もこんな夕暮れ時に、優司は“彼”と対峙し、足をすくませたのだ。
人間でありながら、まるで別の“なにか”を内包したかのようなその恐ろしい気配に、子供ながらに身が震えた。時を経た今でもなお、あの時同様の感覚が腹の奥から湧き上がり、肉体の隅々に伝搬していく。
かぁっと体が熱を帯び始めていた。汗こそ浮かべてはいなかったが、皮膚の内側をびりびりとした奇妙な感覚が何度も走り抜け、警告している。
“老人”はこちらを見つめたまま、ゆっくりと手を持ち上げた。茜色の光を受け、草刈り鎌の先端が影の中でぎらぎらと輝く。
「――いきがないならくびおとそ。おとしてならべて、ささげましょ」
遠くからカラスの鳴き声が聞こえた。“あの日”と同じ不気味な音色を受け、ようやく優司の肉体が再起動する。
無数にはじける思いの中、まずはとにかく大きく息を吸い込んだ。だが、肉体の制御が上手くできず、「ヒッ」という呼吸音とも、悲鳴ともとれる情けない音が野山の中に響く。
ざわり、ざわりと野山が揺れた。その生暖かい風を受け、二人は山道の上で対峙する。
一歩も動くことのできない優司目掛けて、老人は大きく長靴を踏み込む。
麦わら帽子の下に見えた“タケ爺”の二つの眼が、瞬き一つせずにこちらをじいっと見つめていた。
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