緻密に練られた世界観にただただ圧倒されました！僕自身も魔法が高度な文明からもたらされた科学だった……！というSFとファンタジーを融合させたような結論に落ち着く作品が好きでかつ書きたいなと思っているのでとても刺激になりました。そして、その為の参考文献の数々ですね……！とにかく良いものを書くにはその分だけ文字を沢山読むしかないよなと改めて思いました

戦前日本の経済事情や、竹取物語や、鶴の恩返しなどなど、様々な要素を絡み合わせた、今回も情報量の密度が高い作品になっていますね。

冒頭にて教授からの質問に答えると言う体で世界観の説明を挟んでいる展開ですとか、時間と共に進む作品の流れが今まで読ませていただいた２作品よりも格段にスムーズになっている印象を受けました。グッと読みやすくなった、とってもいいテキストですね。

惑星開発と、魔法的な世界の組み合わせが秀逸でした。
微かに残る記憶で月を見上げる、という描写が良かったです。

緻密で複雑な世界設定を、どのように読み手に伝えるか？
特にSFでは、悩ましい課題だと思います。
こうして、しっかりと記述する方法もあるのだな、と思いました。
面白かったです。

参考文献の数がすごいです！

『カグヤ』など興味深い名前などたくさん出てきて、まとまりよく完結されています。
『カグヤ』ならぬ『ツキシマ国』(笑)
設定もしっかりされていたため、情景が想像しやすかったです。

魔法とデジタルの融合……
最後まで読ませていただきました。
なるほど炭素やDNAと言った誰しもが知る単語を種糸や炭糸といった独自の新しい物質として登場していること。
人間と見間違うまでの高い技術力をもった外惑星の存在……
驚きと感嘆、新鮮さがあるとても素晴らしい作品でした！

　主人公を含め、ゴーレムが人間に紛れて暮らしている世界線の物語。その上で魔法ものとデジタルが混ざり合っている、そして『転成』ですらシステムとなりかけている見たことがない世界間に興味がそそられました！

　作品面白かったです！！


　ご質問の答えですが、残念ながらそこまで深い意味はありません。
　ただ自分が個人的に読んでみて、ゴーレムの原則として上げられている三つの事柄が、機械の基礎のプログラムに似た何かに感じ取っただけなので・・・

　小言程度に思っていただければと・・・

なかなか興味深い内容でした。
成る程、つまり本星とは我々が住む地球なのでしょうか？
遠くない未来、もしかしたら実際にそんなことが可能になる時代が来そうですね。
そして、この短編小説を作るにあたって、様々な努力、勉強をし、この物語が生まれた。
SFが好きだからこそ生まれた物語ですね。
なかなか面白かったです。
今度は長編作品を読んでみたいです✨