第19話 首都リブール
第19話 首都リブール
ここ、首都リブールは魔法師歓迎の地であり旅人は勿論教師及び魔導将軍へのスカウトを行っている
一級魔導学園は、魔導国なら何処にでも存在するがソルティシアの一級魔導学園は、他とは違っているそれは…
魔導協会が、直接関わっており歴代の会長が直接入門者を審査する
魔導国には、王は存在せず代わりに数多くの魔導将軍が配備されている
彼は、各魔導国を転々と渡り護衛されている
お忙しい方達なのだ
魔導学園は、とても安全な場所だ
魔導将軍の、護衛のもと魔法師になるまで広大な魔導学園で魔法を学ぶ
魔術師をこれ以上増やさない為に
間違えた道を歩まない為に
リメイル『そちらの、御三方…とても魔力を鍛えられていますね。私が見て来た魔法を扱える方達の中でそこまで磨き上げている者達は、10人も居ませんでしたよ』
リメイル『ゼイルさんは、隠密に長けていますね登録は有りませんでしたが魔術師で有りませんし大丈夫でしょう』
ゼイル『俺のポジション丸分かりじゃん』
リメイル『ニイさんは、一級を出て居られる数少ない魔法師ですね大変…貴族と一部の才ある方達の中の一人にお会い出来て光栄です』
リメイル『私は、貴族出ですので尊敬します』
リメイル『召喚術の才が有りそうですね私、こう見えて占いに、興味が有りまして私の持ち得る魔力感知と昔ながらの勘で占いが出来ないか磨き上げて来ました。』
リメイル『レクサムさんは…私の特性にいち早く気づいていましたね』
リメイル『レクサムさんには、直感力と洞察力が鋭いです。すぐに、次の行動に移っているそんな戦い方をして来ましたね』
レクサム(見抜かれた…一瞬で)
レクサム『特性は持ち主の性格や意思が反映されますので、最初の気配と魔力感知からおおよそ検討はつきました…』
レクサム『わざと…魔力を緩めませんでしたね?』
リメイル『よくお分かりで、油断をしている方達を戦場で見て来ましたので…ついいつもの癖が』
リメイル『私、入って間も有りませんので』
レクサム(入って間の無いか…姉貴と同い年くらいだろ)
レクサム(これが…王国の主戦力と成りうる魔導将軍か確かに、手強いな)
レクサム(いち早く自分の可能性を見つけ出し各々がそれを磨き上げる)
レクサム(多くの、候補者を蹴り落としながら上り詰められる才)
レクサム(俺も学園を、潰さなかったらなれてたかもな…)
リメイル『貴方方には、油断もありませんでした』
リメイル『貴方方とは、またいずれ会えるかもですねこことは違う場所にはなりますが…』
?『リメイルからは逃れられないからなぁ』
レクサム『!』
?『リメイルまた…紅茶飲むの忘れていただろ』
リメイル『忘れていましたわ』
?『そうだろうな…この前の、襲撃者を捉えた際もいつもの癖で忘れていたし』
リメイル『あっ!紹介が遅れましたねこちらの方は、同じく魔導将軍のラノートです』
ラノート『ラノート・ムーンアンドレアだ一応、この魔導国の護衛長も勤めている』
リメイル『ラノートさんは、英雄軍の一人として活躍されたサンアンドレア家の親戚になるんですよ凄いですよねー』
ラノート『煽てんな…サンアンドレア家は、今は何処にも存在しない名家だ』
レクサム『サンアンドレア?何処かで聞いて…』
リメイル『すいません、話はまた後でラノートさんと紅茶を飲むのが日課なので』
ラノート『今日は、良いのが入ったぞ』
リメイル『そうですか楽しみです』
ゼイル『貴族の交流だな…』
ゼイル『貴族は、紅茶を囲んで仲を育むんだ』
パメラ『レクサムさん?』
レクサム『すまないなパメラ…妙にサンアンドレアという名に懐かしさを感じる』
レクサム『英雄軍の親戚…是非話を聞きたいがそれ以上知ってなさそうに感じる』
レクサム『学園に…向かうパメラに魔力についてもっと学ばせる必要がある』
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