繁華街、30秒の一期一会

reno

前書き

『繁華街、30秒の一期一会』




 これは深夜0時、仕事終わりのユキが帰り道に出会う人々を淡々とまとめたレポート。


 深夜0時やのに人と出会うのって?


 ここは繁華街 大阪ミナミ。


 朝まで営業中の飲食店で街から明かりは消えず、加えてユキは美人。

「お姉さんかわいいね~」

 なんて、居酒屋でアルコールを摂取した後、妙にテンションが上がったまま友達と別れて、一人手持ちぶさたの人に声をかけられるのなんて日常茶飯事。


 ユキも慣れたものでスルーをするのだけど、なんやろ、スルーされたら大阪人の心の底にこびり付いたお笑い魂に火が付くんやろか。




【主人公】

 ユキ 

 0時まで営業しているエステサロンで勤務しているため、帰宅はいつも深夜。

 20歳の時に四国の田舎から上阪した、ミナミ在住歴5年の女性。

 ちょっとひねくれてて、ちょっと人見知り

 ネコ飼いたい、なんて考え中

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る