声劇シナリオ
玉井冨治
第1話 戦-作成中
<概要>
ジャンル:戦闘物
演者人数:6人
男性:4人
女性:1人
不問:1人
時間:
<人物紹介>
ツェルニー:男、班長、分班1のスナイパー
パーシー:男、軍トップのスナイパー、分班2のスナイパー
ボブ:男、分班2のスポッター
イワン:男、分班2のライフルマン
アレックス:女、班のメディック、一応分班1
<本文>
・ナレーター
大国ヴェルネルトとカナリアデス連合は領地争いのため、10年にわた
る戦争をしていた。ヴェルネルトの首都ヴェンゼルノは既に占拠されており、ツェルニー率いる後方支援班は旧大使館に潜入していた。旧大使館近くのヴェルネルト法政庁の建物は敵占拠の主要な建物として、そこもまた占拠されていたが、良くも悪くも旧大使館からよく見える位置にあった。ツェルニー班はスナイパーの優秀者が集められた特殊班であったが、先行部隊が先に進みやすいように、進み先の敵を狙撃することが彼等の今回の役割であった。ツェルニー班のメンバーは、班長であり班の頭脳であるツェルニー、スナイパーのパーシー、メディックのアレックス、スポッターのボブ、ライフルマンのイワンであった。建物の中に全員固まっているのは、仮に敵に見つかった際のリスクになるのでツェルニー・アレックスの分班1とパーシー・ボブ・イワンの分班2に分かれることとなった。
・ツェルニー
こちら分班1・ツェルニー、パーシー、聞こえたら返事をしろ。どうぞ。
・パーシー
こちら分班2・パーシー。返事をした。どうぞ。
・ツェルニー
指示通り、分班2は屋上ど真ん中の縁に待機中か?どうぞ。
・パーシー
指示通り、3人で待機中。そちら分班1は変わりないか?どうぞ。
・ツェルニー
ああ、変わりない。ここから見える戦線も先程と変わりなく動いている。どうぞ。
・パーシー
了解。これから遠方攻撃を始めたい。指示を仰いでくれ。どうぞ。
・ツェルニー
了解。敵に見つからないように気を付けながら、見える範囲でいい。敵先導の兵士を片付けていけ。こちらもアレックスと共に片付けていく。
・ボブ
こちら分班2・ボブ。アレックス、君は無理しない範囲でやってくれ。どうぞ。
・アレックス
こちら分班1・アレックス。ボブの要望にはできる限り応えるつもりだ。だが、我が国の存続と君達の命が第一である。無理をしてでも、命を守る。どうぞ。
・イワン
こちら分班2・イワン。横から失礼する。無線でいちゃつくな、キモイ。
・ボブ
…。(3秒)
・アレックス
…。(3秒)
・パーシー
こちら分班2・パーシー。では、攻撃を開始する。(無線)
声劇シナリオ 玉井冨治 @mo-rusu
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。声劇シナリオの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます