episode29 刀強化

それから試合が進んでいったのだが、少し暇だ。スマホかゲームでも持ってこればよかったな……。俺は後悔をしながら、ベンチに座っていた。まぁ流石に学校にゲームはダメだけど。そこであることを思いついた。


「よし、刀の能力を少し改造してみよう。あくまで、人とやりあえるだけのものだが。」


そうして僕は刀を出し、刀の能力をいじってみることにした。にしても今の刀の性能を知らないし、まずは鑑定だ。


小鳥遊ルイの日本刀。


強度 ∞/∞

絶対に壊れない。


ダメージ 50000000000000000

ありとあらゆるもの斬ることができる。


追加能力 氷(アイス)

氷に関することならほぼ全部できる。


現在習得の攻撃方法(刀の使い方によって、攻撃方法が増えます。)

・通常攻撃

・重心攻撃

・絶対零度切り


んん?まぁ強度∞なのは助かる。でもダメージ1、10、100………って5000兆ダメージあるじゃないか!やっぱチートだな。僕が言えることじゃないけど。

そして、攻撃方法は増やせることが出来るのか。これは試しがいがある。


そうして僕は刀をスピード重視で斬ったり、刀の能力で氷の鎧と盾を作ってみたりといろいろ刀で試したら攻撃方法のバリエーションが結構増えた。


小鳥遊ルイの日本刀。


強度 ∞/∞絶対に壊れない。


ダメージ 50000000000000000

ありとあらゆるもの斬ることができる。


追加能力 氷(アイス)

氷に関することならほぼ全部できる。


現在習得の攻撃方法(刀の使い方によって、攻撃方法が増えます。)

・通常攻撃

・速攻切り

・重心攻撃

・回転切り

・空間切断(スペースカット)

・防御創作(タンククリエイト)

・氷球(アイスボール)

・マイナス切り

・絶対零度切り


この攻撃方法だったら対人戦として使える。例えばだが、速攻切りで先手を取るのもありだし、重心攻撃で一撃必殺の攻撃を与えるのも良し。後は僕の剣の腕しだいだな。


能力系は、防御創作(タンククリエイト)は防御系の物を氷で作り出せれる。例えば盾を創作したり、鎧なども創作できる。防御についても完璧だ。

そしてマイナス切り。これは絶対零度切りの劣化版だ。刀の温度を-50ぐらい下げて攻撃力を増せる能力だ。これなら対人戦でも使えるし、僕の番になったら試してみよう。

気づいたころには、11番vs12番の戦いが終わりそうになっていた。僕は、ワクワクしながら17番vs18番の時まで待っていた。

だがそれの裏腹にとんでもないことが起こることを僕はまだ知らなかった。

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