episode23 洗脳
「ただいま。」
と家の玄関を開ける。
「お帰りお姉ちゃん!この衣装どう?」
と、勢い良く麗の返事が来る。確かにいつもは制服だが今日は、会社員のような黒のスーツを着ている。それも大人っぽくて可愛い。そして思った事をそのまま話す。
「大人っぽくて凄く似合ってる。それにしてもそんな服どこから持ってきたんだ?」
「それはね~学校から貰ったの!この服はあげるから、明日の試合で着なさいだって~!」
LAMIA学校はそんなことまで支援されるのか。流石有名校と言ったところだな。服の材質などが凄そうだし。そうだ、鑑定をしてみよう。まずは麗の許可からだな。
「麗、その服ちょっと鑑定してみていいか?」
「え?いいよ~!」
よし、許可も下りたところで僕は、能力を発動する。
「鑑定(アプレイゾル)。」
発動と同時に脳内に情報が流れてくる。
♦
物体名 LAMIA学校の制服
防御値 2000
生ぬるいダメージでは絶対に傷一つ付かない
洗脳(マリオネット)
これを着ているものは明日の6時以降、岡崎 健斗に支配される。
♦
?!ぶっ壊れ&絶対に着てはいけない物じゃないか。時間設定されていて良かった。直ぐに麗から脱ぐように指示しなければ。
「麗、今すぐその服を脱げ。その服には洗脳(マリオネット)の能力がかけられている。」
「え?本当に?!ヤバいじゃん!すぐに脱がないと!」
麗は服を脱ぎだした。僕の目の前で?!そして僕はすぐに後ろを向き、絶対に麗を見ないようにする。
「ムニッ。」
っと何やら柔らかい物が僕の背中に当たる。僕はビックリして麗を見てしまう。下着姿の麗が僕の目に映る。
「あ、お姉ちゃんこっち向いた~!エッチ~!」
「お前が向かせたんだろ!」
と麗にからかわれる。必死に弁明するが、無理でした。しばらくして普通の寝間着に着替えた妹がお腹を鳴らせながら空腹をアピールする。
「おなか減ったよ~!」
「そうだな。晩飯作るのには遅いし。そういえば、僕の能力で一瞬で作れるんじゃないか?」
「確かに~!お姉ちゃん天才!早速やろう!」
とは言ってみたものの食品を創作って出来るのか?そんな都合よく……まぁとりあえずやってみる。
「食品創作(フードクリエイト)。」
能力を発動した。成功だ。食卓にはステーキと野菜、コーンスープまで作られていた。
「ええええ?!すごーい!!!!」
「とりあえず食べようか。腹が鳴りそうだ。」
「いただきます。」 「いただきます!」
そうして僕たちは晩飯を食べる。
旨い!肉も脂がのっていて美味しい。しかも温度もちょうどいい温度だ!改めて、この能力凄いということを感心しながら、晩飯を完食した。
♦
二次創作を作ってみようと思い、投稿しました!
https://kakuyomu.jp/works/16818023212931350031/episodes/16818023212990818146
倒れているめぐみんを助けたら告られたので、楽しく二人で生活していきます
溢れる気持ち、エクスプロージョン!
カズマのパーティーを出て行ってしまっためぐみん。行く当てがなく倒れていためぐみんを助けたら、告られた?!断る理由がないのでOKと返事をして二人で共同生活を送っていきます!
もし、カズマとめぐみんが不仲だったら?
そんな作品です。
ぜひ読んでみてください!
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