長尾家武将紹介

長尾家武将紹介

年齢などは14章開始時点(1554年1月のものです)


現代人

・松本累(斎藤朝信)

登場人物紹介 九をご覧ください。

・神藤鷹(タカ)

登場人物紹介 八をご覧ください。


戦国時代の人物


・長尾景虎 男性 25歳

初登場:13-1 第百五十九話 女毘沙門天(名前のみ外伝 焦燥の義清にて登場)

長尾家当主。後の上杉謙信。綾姫の弟。1530年生まれ。本拠地は春日山城。

兄から譲られて家督を継ぎ、長尾政景ら敵対勢力を下す。

第一次川中島の戦いには出陣せず、政景を派遣して様子を見ていた。

その後、官位叙任の返礼のために上洛を敢行する。

一人称は「自分」か「私」。髪型は長髪。

闘争心の強い性格で、自ら前線に出ることもいとわない。

毘沙門天や仏教の信仰に厚い。一方で無類の酒好きである。


・長尾綾 女性 27歳

初登場:外伝 振り回される者、振り回す者(13-1 第百五十九話 女毘沙門天にて判明)

景虎の姉。長尾政景の妻。1528年生まれ。1551年、降伏した政景に嫁ぐ。

弟に負けず劣らず、戦場に立つことを好む。冷静だが自由奔放な性格。

セミロングの髪型に均整の取れた体つきと、ぱっと見男性と変わらない。

その勇ましさから『毘沙門天の化身』と恐れられており、景虎の良き相談相手である。

反面、とくに相談せずに動いてしまうことも。

上野こうずけ側から武田領内に攻め込み、色部と共に内山城を包囲した。

その後、あっさりと撤兵した。


・長尾政景 男性 29歳

初登場:外伝 焦燥の義清にて名前のみ登場(外伝 振り回される者、振り回す者にて登場)

景虎の姉婿。長尾綾の夫。坂戸城主。1526年生まれ。後の上杉景勝の父。

越後上田を本拠とする長尾家の分家出身。

景虎の兄を支持していたため、1551年に景虎に謀反を起こすが包囲されて降伏、綾を娶る。

以後は一門衆として景虎を支えるが、長尾家譜代の重臣達からは謀反人として忌み嫌われている。

自分の信念を貫いて行動するタイプで、グループ形成を好む長尾家中枢部を嫌っている。

彼が率いる上田衆は勇猛果敢で、第一次川中島の戦いにも参戦する。


・長尾為景(1486~1542) 男性

故人。長尾景虎・綾の父。

作中では名前のみの登場。


長尾家譜代家臣団

・柿崎景家 男性 42歳

初登場:12-7-1 第百五十四話 第一次川中島の戦い 前編

長尾家家臣。柿崎城主。1513年生まれ。

景虎の家督継承に尽力する。

第一次川中島の戦いに参戦し、右翼として武田軍を突き崩す。

そのまま追撃部隊に参加した。

戦上手。


・本庄実乃 男性 44歳

初登場:12-7-1 第百五十四話 第一次川中島の戦い 前編

長尾家家臣。栃尾城主。1511年生まれ。

頼りにならない方の本庄様。

景虎が幼い頃からの家臣で、自分が長尾家を支えているという自負が強い。

第一次川中島の戦いにも参戦、合戦後の追撃には反対する。

その後、陣を構えていたところを武田の襲撃を受けて敗走する。


・直江景綱 男性 46歳

初登場:12-7-1 第百五十四話 第一次川中島の戦い 前編(名前のみ10-5-2 第百三十五話にて登場)

為景の代からの長尾家家臣。与板城主。1509年生まれ。直江兼続の義父。

外交担当として畿内で活動する一方、第一次川中島の戦いにも参戦。

合戦後は青柳城を包囲するが、本庄・小国隊の敗走を知り後退する。

その後、景虎の上洛にも同行する。

お茶にはうるさい、紳士的な性格。

累は彼のことを、さん付けで呼んでいる。


・小国頼久 男性

初登場:12-7-1 第百五十四話 第一次川中島の戦い 前編

長尾家家臣。越後天神山城城主

源頼光の子孫とされる小国氏の末裔。

第一次川中島の戦いに参戦。

合戦後は本庄実乃と共に葛尾城との中継地点に陣を構えていたが、馬場隊の襲撃を受けて潰走する。


・小島弥太郎 男性

初登場:外伝 一向一揆は、もうコリゴリ?

長尾家家臣。通称鬼小島。

景虎が幼い頃からの忠臣。

槍働きに定評がある豪傑。


・神余親綱 男性 25歳

初登場:外伝 抜くに抜けぬ物

長尾家家臣。1526年生まれ。

祖父の代から長尾家に仕え、京都に滞在して幕府や朝廷と交渉を行っている。

景虎の天皇への謁見の段取りを行った。


揚北衆

・色部勝長 男性 62歳

初登場:外伝 振り回される者、振り回す者

長尾家家臣。平林城主。1493年生まれ。

長尾為景の代からの家臣。

綾に振り回されて上野より東信に侵攻し、内山城を包囲する。

額が広がりつつある。



【亡命者・客将】

・村上義清 男性 54歳。

村上家当主。正室は小笠原長時の姉妹。葛尾城主。

槍の名手。1501年生まれ。

1548年上田原の戦い、1550年の砥石崩れで武田軍に大勝する。

武田晴信を若造と見ているが、手を抜いているわけではない。

上田原の戦いの勝利を掲げ、将兵を鼓舞している。

一人称は「義清」。

長尾家の助力を得て葛尾城を奪還するが、再び陥落。

その後は、春日山に息子と共に身を寄せている。


・須田満親 男性 29歳

村上家臣。大岩城主。1526年生まれ。

武田家の攻勢により、一族間でゴタゴタが発生。

義清と時を同じくして、越後に落ち延びる。


・小笠原長時 41歳 ・小笠原貞種 

小笠原兄弟。平瀬城

陥落後、越後に逃げている。


・藤沢頼親 男性 ・赤沢経智 男性 44歳

小笠原家臣団。長時と共に越後に逃亡する。

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