めめ


誰かの感情が瞬きをする瞬間に

宇宙がほろりと生まれたに違いなかった


心の窓と喩えるならば

三秒に一回 ぼくは

鎖国してひとりぼっちになる

なんて剥き晒しな柔いひふだろう

恥だ 

はじはじ

端っこに座り直す


みえないほうがよかったし

めえないほうがよかったよね

みることも みられることも忘れて

孤高のうりざね顔のなかで

ひとりぼっちを演じて

そんなセカイ系で

神様になりたいです

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