第19話 ダンジョン3

 あれから魔物を倒し、火炎耐性が轟炎耐性に、火炎魔法は轟炎魔法になった。


 ただそこからはあまり上がりづらくなった。


 火耐性、火魔法しか持っておらず、そこからの上げるのはやっぱり厳しいようだ。


 次は水系が出てきそうな水場のステージだ。


 海では耐性を持っている魔物が少なかったからな。


 攻撃された魔物は攻撃をした魔物に食べられたのかな?


 耐性がついても傷を負ったら狙い目だったりするからな。


 ちなみに50階層のボスはあっけなく倒した。


 耐性の影響で攻撃のほとんどはダメージを喰らわなかった。


 魔物を鑑定してみると水魔法と水耐性をもっている魔物が多くいた。


 ふふふ、ここのダンジョンに来て良かった。


 魔法系と耐性系を上げる事ができるのだから。


 階層の魔物を狩りつくし、水耐性から水流耐性、津波耐性に新たに氷耐性と氷魔法を獲得した。


 氷耐性も氷塊耐性になり氷山耐性になった。


 魔法も水魔法から水流魔法、津波魔法に、氷魔法から氷塊魔法、氷山魔法になった。


 61階からは風系統、71階からは土系統、81階からは光と闇系統とどんどん耐性と魔法が手に入りウキウキになり91階層に足を踏み入れた。


 そこには一部屋しかなく、向こうに階段が見える。


 休憩場所か?


 そう思ったが、部屋の中央に近づいてみると、いきなり黒いもやもやが現れ魔物の形になっていった。


 ここからボスラッシュなのかよ。


 もやもやが鬼になった。


 鑑定では悪鬼、物理攻撃に特化したステータスだった。


 おいおい、俺の物理耐性はそこまで高くないぞ。


 火炎魔法は使えるようだが、そこまでLevelが高くないから頻繁には使ってこないだろうし、なにより俺にはダメージを与えられないだろう。


 ふ~、以前ゴブリンキングと正面から戦った時には油断してまともに攻撃を食らったが、今度は油断なくやってやる。


 ここまでの特訓でスキルと魔法を使っていた時、一緒に使ってみると変身した魔物と相性のいいやつと悪いやつがあった。


 火系統は火系の効率がいいが、水系は効率が下がった。


 魔物に魔法の相性があると分かり、どんな風に変身をするか悩んでいた。


 進化した事でキメラの時には感じられなかった事が部分が、魔法関連だった事が分かる様になったが、以前として体の操作が難しい事には変わりない。


 全属性に対応するように変身をするが、反応が鈍くなったり動きが単調になったりと戦いには向いてないと断念した。


 俺はひとまずの答えとして、その都度攻撃をする魔法に対応した魔物に変身をする事にした。


 やつは水系が苦手と鑑定で出た。


 イカの腕と柔軟性にカニの甲殻、シャコのパンチ力等、水系の魔物の姿に変わっていく。


 さあ、やろうか。






 61階から獲得した耐性と魔法

 61階

 風耐性→突風耐性→風塵耐性

 風魔法→突風魔法→風塵魔法


 雷耐性→雷撃耐性→迅雷耐性

 雷魔法→雷撃魔法→迅雷魔法


 71階

 土耐性→土石耐性→岩石耐性

 土魔法→土石魔法→岩石魔法

 

 81階

 光耐性→閃光耐性→聖光耐性

 光魔法→閃光魔法→聖光魔法


 闇耐性→暗黒耐性→深淵耐性

 闇魔法→暗黒魔法→深淵魔法

 

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